ヌルヌルは「移設」じゃない。落合陽一さんに聞いた『テトラヌル』とGREEN×EXPO 2027の本当の意味

落合陽一さん

null⁴がなぜ4棟になるのか。その理由は、単なる進化ではなく、発想を重ねながら風景として広げていくため。落合陽一さんが語るヌルヌルの新しいかたちとは。

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ヌルヌルは“移設”じゃない。落合陽一さんに聞いた「テトラヌル」とGREEN×EXPO 2027の本当の意味

null²(ヌルヌル)

©Yoichi Ochiai

大阪・関西万博で出会った「null²(ヌルヌル)」。
あの空間に立ったとき、
“未来”というより、“境界がなくなる感覚”に包まれたのを今でも覚えています。

落合陽一 null2、null4

そのヌルヌルが、2027年に開催される2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)で
「​​null⁴(テトラヌル)」として再び姿を現すと聞いて、私はどうしても落合陽一さんから直接内容を聞きたくなりました。

「null⁴(テトラヌル)」はなぜ“4棟”なのか?

「null⁴(テトラヌル)」はなぜ“4棟”なのか?

©Yoichi Ochiai

私は落合さんにこう質問しました。
「テトラヌルは4棟のパビリオンとのことですが、
四季の“4”とも重なるように感じました。

null²(ヌルヌル)からnull⁴(テトラヌル)へという進化は、どのような発想から生まれたのでしょうか?」

落合さんは、
「null²の次なのでnull²2乗の2乗でいこうとなった。4という数字は日本の四季折々だったり、色んな論理を組み立てるのに便利な数字だった」と

null²は大阪で生まれた“計算機自然”の提示。
けれど横浜では、それを単に移すのではなく、「転生」させるのだと。

null²では表現しきれなかった広がりを持たせるために、
結果として“4棟”という構造になった。

null⁴という言葉が先にあったのではなく、
思想が拡張されていく中で導かれた形。

その話を聞いたとき、
私は「ああ、万博のレガシーってこういうことなんだ」と思いました。

null²は終わらない

null⁴(テトラヌル)

©Yoichi Ochiai

大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²」は、
デジタルと自然、AIと人間、物理と情報の境界を溶かす空間でした。

横浜のSATOYAMA Villageでは、
それが“自然の中で再構築される”。

巨大なオブジェクトが回転しながら、風景や光、人の気配を取り込む。
それは建築というより、“風景を生成する生命彫刻”。

だからこそ、1棟では足りなかった。
4棟という構成は、思想の拡張の証なのだと感じました。

GREEN×EXPO 2027で広がる「計算機自然」

null⁴(テトラヌル)

©Yoichi Ochiai

GREEN×EXPO 2027は、
“自然との共生”をテーマに掲げるGREEN×EXPO 2027。

その中null⁴では、
自然・人工物・計算・人間の関係を再構成する空間として提示されます。
大阪で生まれたnulll²が、横浜で“森”と出会う。

万博ファンとしては、この流れが本当に胸熱なんです。
万博は、会期が終わったら終わりじゃない。
思想は、土地を変えて進化する。
それを目の前で見られるかもしれない。

Mirrored Bodyと“もうひとりの自分”

大阪で17万人が体験した「Mirrored Body」アプリも、
横浜で再び重要な役割を持つそうです。

事前ダウンロードで、
自分のデジタル分身が空間とリンクする。

nulll²は“見る展示”ではなかった。
null⁴もきっと“参加する風景”になる。

大阪・関西万博で生まれた思想が、
GREEN×EXPO 2027でどんな森になるのか。
万博ファンとして、またあの瞬間に立ち会いたいと思っています。

そして横浜に誕生する「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」

null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)

インタビューを通して、もう一つ心が高鳴るキーワードがありました。それが「null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)」です。
大阪・関西万博でnull²を体験したくてもできなかった方も多くいらっしゃると思います。

null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)

©Sustainable Pavilion

この常設シアターはそんな方々へ、そしてnull²の世界観が好きだった方へ、どちらの方へも楽しんでいただけるようにグレードアップして常設されたシアターになります。

null²の約5倍の規模になるnull²ⁿとなります。

内容のコンテンツはnull²を引き継いだものと、新しく作られたものがあります。
かなりグレードアップが期待されるものとなっています。

null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)

©Sustainable Pavilion

null⁴が万博という特別な期間に体験できる空間だとすれば、null²ⁿはその思想を日常へと接続していく存在。
人、自然、都市、そしてデジタルが交差し続ける拠点として、横浜に構想されています。

万博で生まれた体験が、会期後も社会の中で進化し続ける。
それはまさに、万博が目指す「レガシー」の理想的なかたちです。

大阪のnull²で芽生えた感動が、横浜のnull⁴で花開き、null²ⁿによって日常へと根づいていく。
この壮大なストーリーに、万博ファンとして胸が高鳴らずにはいられません。

開催概要

null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)
会期:2026年オープン、常設予定
会場:横浜ランドマークタワー

null²ⁿ(ヌルヌルネクサス)

©Sustainable Pavilion

現在、先行予約のウェイティングリストの登録受付中です。
一般予約前に優先予約を行う予定です。
メールアドレスを登録するだけの簡単なものになっています。

null⁴(テトラヌル)

会期:2027年3月19日 ~ 2027年9月26日
会場:GREEN×EXPO 2027会場 SATOYAMA Village内

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