フィッシャーマンズワーフ【サンフランシスコ有名観光地】のグルメと観光
サンフランシスコのフィッシャーマンズ・ワーフは、歴史とグルメが楽しめる観光地。カニのシンボルタワーやアルカトラズ島、レトロゲーム博物館などの魅力的なスポットを紹介!日本のUSJの元になったスポットと日本の写真を比較しました。
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サンフランシスコ観光は、「フィッシャーマンズ・ワーフ」「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」「ロンバート・ストリート」「チャイナタウン」「ユニオンスクエア」などのエリアに見どころがあります。
この記事ではサンフランシスコ観光で外すことができない観光地 フィッシャーマンズ・ワーフの観光スポットと、行く前に気になることをまとめました。
サンフランシスコの宝石:フィッシャーズワーフの魅力と歴史
1848年ごろにカリフォルニアで発見された金によりゴールドラッシュと呼ばれる一攫千金を狙う人たちが大勢集める出来事が起きます。
それまで小さな開拓地だったサンフランシスコも1850年には、賑わうようになります。
その頃、海を渡ってきたイタリア系移民の漁師たちが作った街が今の「フィッシャーマンズ・ワーフ」の元になっているそうです。
USJが大好きな編集長がなぜサンフランシスコへ行ったのか。
それは、USJにあるサンフランシスコエリアの元になった建物を実際に見たかったからです。
サンフランシスコ観光をしてからUSJへ行ったら、より楽しめると思いますので、この記事をぜひ最後までご覧ください
#サンフランシスコ観光
カニのシンボルタワー
フィッシャーマンズワーフの象徴と言えるカニのシンボルタワー。
カニの周りに書いている文字は「フィッシャーマンズワーフ・サンフランシスコ」
この場所で記念写真を撮影する人がたくさんいました。
近くにはカニ料理のレストランや海鮮料理が食べられる屋台、クラムチャウダーのレストランがあります。
道路を渡って反対側はお土産ショップや服屋などもあり、ショッピングが楽しめるエリアとなっています。
※場所 ピア45入口付近
日本のユニバーサルスタジオ・ジャパンにはサンフランシスコエリアがあり、そこにもフィッシャーマンズワーフがあります。
本場サンフランシスコにあるカニのシンボルタワーは巨大なマークですが、日本は少し小さめ。それでも十分な大きさはあります。
写真右側に映っているテイクアウト専門店のワーフカフェ。
本場サンフランシスコにも、すぐ近くに同じような形をしたレストランがあります。
それは後ほど紹介しますね。
ピア33
脱獄不可能と言われてきた刑務所 アルカトラズ島。
現在は観光地となっていますが、その島へ渡るフェリーが発着しています。
アルカトラズ島の触知模型、ピア33の触知模型、島の歴史的瞬間を描いた屋外展示があるので、島へ渡る予定がなくても、島のことを知ることができます。
アルカトラズ島は、フィッシャーマンズワーフのピア39の海岸や、ウォルト・ディズニー・ファミリーミュージアムのある公園などからも遠くに見ることができます。
写真は望遠ズームで撮影しました。
2023年には世界まる見え!テレビ特捜部でも紹介されました。
海で隔たれており、さらに潮の流れも速い。さらにサメも泳いでいるこの場所から3人が脱獄に成功した時の脱出方法などについて紹介されていました。
ちなみに実際にはサメは小ぶりで人を襲わない種類だそうです。
ピアとは
ピア(Pier)とは埠頭です。
元々は船が接岸して旅客の乗り降りや荷物の載せ下ろしをするための場所です。
フィッシャーマンズワーフの観光エリアには、ピア33,ピア35,ピア39、ピア45があります。
ピア39
レストラン、スイーツショップ、お土産ショップ、ご当地デザインの服などお店がたくさん集まっており観光客や地元の人のお出かけスポットとなっています。
ベイ水族館(Aquarium of the Bay)もありサンフランシスコの水生生物を鑑賞することもできます。
ピア39にはメリーゴーランドがあり、小さな遊園地のような雰囲気があるのも楽しいです。
前日までのロサンゼルスは昼間は夏のように暑く、今日もサンフランシスコ空港に着いた時はそれほど寒くなかったのですが、フィッシャーマンズワーフに着くと冬の始まりのように寒い風が吹いて体が冷えます。ピア39にあったファッションのお店で買いました。
ゴールデンゲートブリッジが描かれている観光土産的なパーカーが安く売っていました。
営業時間 朝10時~21時
※私が行った時は朝9時でもいくつかのお店は営業していました。
アシカの大群
たくさんのアシカの鳴き声が遠くからも分かるほど、たくさんのアシカがいます。
ここは動物園ではありません。普通の湾内です。
私は動物園でも、これほど多くのアシカを見たことがありません。
なぜ街中の港にいるのか。1989年に発生したロマ・プリータ地震から2か月後。アシカがフィッシャーマンズワーフに姿を現したそうです。
安全でエサが豊富なこの場所を気に入って、30年以上経った今でも多くのアシカがこの場所に住んでいます。
子供はずっと見て楽しめると思います。
ピア43
フェリーに鉄道を積み下ろしするために作られた場所にアーチで装飾したものです。
1914年に作られた歴史ある建造物です。
知らずに見ると、線路が海に向かって伸びている風景はとても不思議に見えました。
面白い映え写真が撮れるかもしれませんね。
場所:ピア39(アシカ付近)からカニのシンボル方面に歩く途中にありますよ
ミュゼメカニーク(メカニカル博物館)
レトロゲームの博物館です。カニのシンボルのすぐ奥に見えます。
遠くから見ると倉庫かな?と思うような建物です。
でも観光客が出入りしているし、何か楽しそうな装飾がされているので近づいて行くと
中にはたくさんのレトロなゲーム機が置かれています。
しかもコインを入れると実際にプレイできるようです。
子供の頃にゲームセンターや温泉旅館にあった懐かしいアーケードゲーム機がたくさんあります。
精巧な人形がたくさんいるゲーム機や豪華なオルゴールもあります。
スターウォーズやパイレーツオブカリビアンなど比較的新しいピンボールゲーム機もありましたよ
なんと300台以上あるそうです。これら全部が個人所有のコレクションとのこと。ものすごくアーケードゲーム好きだったんでしょうね。
博物館なのに、ゲームセンターのように入場無料です。
いろいろ気になるゲームがありますが、初代ドンキーコングを発見。。
今や誰もが知るマリオも、このゲームが初登場でした。ファミコンでプレイしたことを思い出します。
これは少しでも遊んでしまったら最後、1日中遊んでしまいそうです。
今日はサンフランシスコを巡りに来たので、残念ながら博物館を後にしました。
サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ:観光客の必見スポット
ここからはフィッシャーマンズワーフ観光で必ず見ておきたい観光スポットを紹介します。
ケーブルカー 路面電車
サンフランシスコ観光で絶対に体験したいものの1つがケーブルカーです。
乗車体験については次の記事で紹介しますが、フィッシャーマンズワーフの中心地から約10分ほど歩いた国立海洋博物館がある公園がケーブルカーの終点になっています。
(パウエル・ハイド線)
ここでは、人が販売している券売所だと、上の写真のようなチケットが買えます。(1回$8)
観光の記念になる厚紙のしっかりとしたチケットです。
乗車口近くの券売機で買うと、今どきのレシートチケットが発券されるので、ちょっと損をした気分になるかもしれません。
終点まで来たケーブルカー。
回転台で1回転して進行方向が反対側に変わります。
びっくりしたのが、ケーブルカーの職員が手で押してケーブルカーを動かすんです。
日本では見れない光景なので、ぜひその瞬間を見てくださいね。
USJにもケーブルカーの回転台があります。
こちらは、奥にある車庫から出て来たケーブルカーが回転台に乗って、左右どちらかに進めるようにレールが敷かれています。
※実際にはケーブルカーは走りません。回転台も回りません。
ギラデリ・スクエア
1852年にイタリア人の「ドミンゴ・ギラデリ氏」が創業したギラデリチョコレートカンパニー。
チョコレート工場だったレンガの建物を1964年に改装し、ギラデリチョコレートのお土産ショップ、レストラン、雑貨など25店舗が集まるショッピングモールとして営業しています
傾斜のきつい坂道の途中にあるので、ケーブルカー乗り場から歩いて行けますが、がんばって登って、時計台近くの入口から入るか、カラフルな階段を上って入ります。
サンフランシスコのお土産といえばギラデリチョコレートが有名です。
ここで買わなくてもサンフランシスコ空港のお土産ショップでも売っていますが、こちらの方が少し安く買えるかも
お店の看板には1852年創業と書かれていますね。
チョコレートの種類は、キャラメル、シーソルトキャラメル、ラズベリー、ミント味など様々な味があります。
営業時間 朝11時から夜9時まで。毎日営業
※各小売店、レストランの営業時間は異なる場合があるとのこと
住所:900 North Point Street
USJにもギラデリがあります。オリジナルショップ「サンフランシスコ・キャンディーズ」というお土産ショップがありましたが2023年9月3日に閉業しました。
バックドラフトのアトラクション終了により新アトラクションの場所としてリニューアル工事が行われており、現在はこの姿を見ることができません。
フィッシャーマンズワーフ以外のサンフランシスコ観光地について
・ゴールデンゲートブリッジ
・ケーブルカー博物館
・ウィルとディズニー・ファミリーミュージアム
・ロンバード・ストリート
は次の記事で。
フィッシャーマンズワーフ グルメを満喫
・クラムチャウダー
・カニ、エビ、などシーフード
ボウディン(Boudin)
フランス系移民がはじめたベーカリーで、サンフランシスコスタイルの「ブレッド・ボウル」発祥のお店です。
クラムチャウダーとは、具材がたっぷり入ったスープ。それをくりぬいたパンを器にして、そこに入れています。
酸味があるパン。日本では食べたことのないパンの味にビックリしました。
優しいクラムチャウダーの味に酸味。私はちょっと合わないなぁと感じましたが、これもご当地の味。
お酢ほど酸っぱいわけではないので、全部いただきました。
1階がパン屋になっていて、テイクアウトもできますし、店内食事も可能です。満席だったので私は屋外テラス席で食べました。
2階はレストランになっていますよ
閑散としていたサンフランシスコの中で、とても賑わっているレストランでした。
他にもサンドイッチ、サワードウピザが食べられます。
営業時間:朝8時から夜9時
住所:160 Jefferson Street、Lower Level San Francisco、CA 94133
USJのハピネスカフェの横の壁には、ボーディンの「サワー・ドゥ(SOUR DOUGH)」という酸味の利いたフランスパンの絵があります。
本場サンフランシスコのピア27にあるKWBB倉庫は、映画 ダーティーハリー3(THE ENFORCER)の撮影の舞台になったそうです。
映画だと悪者がいそうな雰囲気ですね。
チャウダーハットグリル(Chowder Hut Grill)
カニのシンボルのすぐ横にあるクラムチャウダーや海鮮料理が食べられるテラス席のレストランです。
USJにあるこのお店をモデルにしたワーフカフェではテイクアウト専門店ですが、サンフランシスコではレストランとなっています。
(USJでも、すぐ横にある屋外テーブル席で食べられます)
営業時間:10時30分~20時。年中無休
住所:2890 Taylor Street, San Francisco CA 94133
フィッシャーマンズ グロット(Fishermen’s Grotto)
フィッシャーマンズワーフを代表するシーフードレストランです。
少し高めのレストランで、カニ料理、エビ料理などがコース料理のように前菜、メイン料理として注文し食べることができます。
営業時間:朝11時から午後10時まで
※毎日営業。日によっては10時より早く閉店する場合あり
住所:39 Fisherman’s Wharf、Monterey、California 93940
USJではロンバーズランディングレストランという高級レストランとして営業しています。
1階が名探偵コナン、サンジの海賊レストランなどショーレストラン。2階がVIPエクスペリエンスツアー専用のレストランとして営業しています。
ブエナビスタ(The Buena Vista)
1916年にオープンしたカフェ
アイリッシュコーヒーとクラムチャウダーが有名なお店です。
ケーブルカー乗り場のすぐ近くにあるので、どの時間帯に行ってもお客さんが多いです。
歴史があるレストランで、当時に書かれた絵?などがあり、100年前のお店周辺の雰囲気を感じながら食事やコーヒーを味わえます。
クラムチャウダーもあったのですが、ランチタイムとしてクラムチャウダースープを頼みました。
コンソメのような味で、とても美味しくいただきました。
トイレは地下にあるのですが、とてもよい雰囲気なので、ぜひ行ってみてくださいね。
USJにもブエナビスタがあります。
店内も小さい縮尺ではありますが、アイリッシュコーヒーを飲んでいるテーブルなど店内の様子を見ることができます。
サンフランシスコ 治安
2019年以前に行った方は驚くかもしれませんが、2023年時点でのサンフランシスコの治安はかなり悪いです。
カリフォルニアに住んでいる知人に、サンフランシスコでは、鉄道(バート)に乗るのは危険と強く言われました。
スリなど。
※空港からサンフランシスコの繁華街へ行くのに早くて安いのですが。。。
タクシーもuberの相乗りサービスで申し込むように言われました。
実際 フィッシャーマンズワーフからホテルへ帰る時、自動的に選ばれたタクシーの運転手から、相乗りではなく1人で乗ってほしいとメッセージで何回も促されました。
相乗りしたいと回答すると、乗車をキャンセルすると言われました。
男性を性的に狙う男性が多いとのことで、もし1人で乗っていたら、、、と思うとぞっとしました。
ホームレスがハリウッド以上に多いです。
フィッシャーマンズワーフのメイン通りから一本通りを離れると、あちこちにブルーシート?などで路上に家が作られています。
治安・経済悪化
お金持ちが大勢サンフランシスコを離れていったことが治安の悪化にもつながっているようです。
あちこちで豪邸が売りに出されている看板を見ました。
リモートワークがかなり進んでいて、出社をする人も少なくなったことから
小売チェーン店が撤退し生活にお店が減ってしまい、さらに人口流出しているというニュースもあります。
朝と日暮れのフィッシャーマンズワーフは閑散としていて、ほとんど人がいません。
2019年以前は多くの人で賑わっていたそうで、私の写真を見ていったことがある友人に驚かれました。
ただ人が少なすぎるので、悪い人が近づいてきたら、露骨に怪しいため、スリに合う可能性は警戒していれば低いでしょう。
サンフランシスコ トイレ
トイレがある場所は少ないです。レストランやカフェでもない場合があります。
見つけた時は必ずトイレに行きましょう。
フィッシャーマンズワーフ チャウダーハットグリル 公衆トイレ
レストランの入口とは別の場所に、公衆トイレがあります。
近くのレストランで食事をしても、この場所のトイレを利用するように言われました。
多くの人が利用しているので、それほど綺麗ではありません。
サンフランシスコ アクセス
成田空港、羽田空港、関西空港からサンフランシスコ空港へ直通またはハワイ経由便が出ています。
サンフランシスコ空港からはUberでタクシーを呼んで移動するのが安全で早いです。
$35~$40で行けるでしょう。(約5000円~6000円)
鉄道だとバートに乗ってパウエル駅下車。
そこからケーブルカーに乗ってフィッシャーマンズワーフへ移動しますが、乗車できる人数に限りがあるので時間帯によっては長時間並ぶことになると思います。
USJ専門家、USJファンとしてテレビ出演や番組制作協力、映像、写真提供を多数行っています。
株式会社ハピエル 代表取締役
テーマパークメディア ハピエル 編集長も兼務。USJ開業当初から約24年間通いUSJ情報サイトの運営を行う。公式ファンクラブUSJファン クリスタルランク認定。1年間に50回パークへ。USJ攻略法や混雑予想の情報発信をする。ディズニーランドには27年間通っている。