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【現地取材】特別展「源氏物語 王朝のかがやき」京都国立博物館の見どころ|初心者も楽しめる51年ぶりの大展覧会

源氏物語 王朝のかがやき

源氏物語を読破していなくても大丈夫。京都国立博物館で51年ぶりに開かれる大展覧会を、初心者にも分かる見どころ順で現地レポートします。

この記事で分かること

  • 特別展 源氏物語 王朝のかがやきの初心者向け見どころと注目の国宝
  • 定家本5帖や源氏物語絵巻など、見たい作品別のおすすめ鑑賞時期
  • 塩野瑛久さんの音声ガイドや料金、会期など京都会場の開催情報

『源氏物語』を最後まで読んだことがなくても、この展覧会は楽しめます。

源氏物語 王朝のかがやき 塩野瑛久

特別展「源氏物語 王朝のかがやき」の面白さは、1000年前に生まれた一つの物語が、写本、絵画、工芸、能、香りの遊び、近代絵画へと姿を変えながら受け継がれてきたことを、実物を見ながらたどれることです。

京都国立博物館で『源氏物語』をテーマにした大規模展が開かれるのは、1975年の展覧会以来51年ぶり。現地取材では、京都国立博物館館長・松本伸之さん、主任研究員・井並林太郎さん、調査・国際連携室長・山内麻衣子さんによる解説と、音声ガイドナビゲーターを務める俳優・塩野瑛久さんのトークの後、展示を見てきました。

『源氏物語』初心者は、登場人物を全部覚えようとしなくて大丈夫。
「この物語が、次の時代にどう受け継がれたのか」を追っていくと、展示の流れがぐっと分かりやすくなります。

京都国立博物館で51年ぶり。「今だから集められた」源氏物語の名品

源氏物語 王朝のかがやき
松本伸之館長は主催者挨拶で、『源氏物語』が王朝文学の名作であるだけでなく、絵画や工芸、芸能など、その後の日本文化へ大きな影響を与え続けてきたことを紹介しました。

そして1975年の展覧会から約半世紀。研究が進み、新しく見つかった作品もあります。今回の展覧会は、その51年間に積み重なった研究成果や発見も含めて『源氏物語』を見直せる機会になっています。

井並林太郎主任研究員によると、京都会場では144件を展示し、国宝6件、重要文化財28件を含みます。さらに京都会場のみで展示される作品が55件あり、東京会場とは違う見どころが数多く用意されています。

ハーバード美術館から里帰り。54帖の全場面が揃う最古の源氏絵

アメリカ・ハーバード美術館

源氏物語絵巻 澪標 アメリカ メトロポリタン美術館

今回ぜひ覚えておきたい作品の一つが、アメリカ・ハーバード美術館/アーサー・M・サックラー美術館所蔵の『源氏物語画帖』です。

土佐光信が描いた室町時代・永正7年(1510)の作品で、54帖すべての場面が揃う源氏絵として現存最古。海を越えて伝わった『源氏物語』の美が、京都へ里帰りします。

「源氏物語は日本の古典」というイメージから一歩進んで、「1000年の間に世界へ広がった物語」として見ると、この展示のスケールが分かりやすくなります。

初心者は「1000年の変化」を追うと面白い!展示を順番に見てみよう

源氏物語 原文

展示は、物語そのものを読むだけではなく、「写す」「作者を知る」「絵にする」「飾る」「遊ぶ」と、時代ごとに『源氏物語』との付き合い方が変わっていく構成です。

ここからは、現地取材で撮影した代表作品を中心に、初心者向けの見方を紹介します。

第1章 源氏物語を写す|今読んでいる『源氏物語』へつながる一冊

『源氏物語(定家本)若紫』

源氏物語(定家本)若紫 鎌倉時代・13世紀[通期表示]

第1章で最初に知っておきたいのが、『源氏物語(定家本)若紫』です。

紫式部の自筆本は現存していません。物語は人の手で何度も書き写され、その過程で本文に違いが生まれました。

鎌倉時代の藤原定家は、それらを整理し、後世の『源氏物語』本文に大きな影響を与えます。

この「若紫」は2019年に発見された一帖。井並さんは、現在私たちが活字で読んでいる『源氏物語』のルーツにつながる本として紹介していました。

さらに京都会場では、現存する定家本5帖が11月3日~15日の2週間だけ史上初めて一堂に揃います。古典文学ファンなら、この期間を狙う理由になる見どころです。

第2章 源氏物語の作者 紫式部|作者はどんな女性だったのか

紫式部像 土佐光起筆 江戸時代・17世紀 滋賀・石山寺蔵[前期展示]

紫式部像 土佐光起筆 江戸時代・17世紀 滋賀・石山寺蔵[前期展示]

『源氏物語』を書いた紫式部本人については、分からないことも少なくありません。

それでも彼女の日記は読み継がれ、後世には数多くの肖像が描かれました。第2章では、「作品を書いた一人の女性」が、時代を超えてどのようにイメージされてきたのかを見ていきます。

写真の『紫式部像』は土佐光起筆。静かな姿を見ながら、これほど長く読み継がれる物語を書いた人物へ思いを寄せると、教科書で見た「紫式部」という名前が少し身近になります。

第3章 国宝 源氏物語絵巻|12世紀の絵が人物の心理まで伝えてくる

国宝『源氏物語絵巻 柏木一』

国宝 源氏物語絵巻 柏木一 平安時代・12世紀 愛知・徳川美術館蔵[10月6日〜10月18日展示]

第3章の主役は、現存最古の源氏絵であり、日本の絵巻を代表する国宝『源氏物語絵巻』です。

『柏木一』は、女三の宮が柏木との間に生まれた子を抱え、苦悩の末に出家を望む場面。父・朱雀院、光源氏、女三の宮、それぞれの感情が同じ画面の中で交差します。

 国宝 源氏物語絵巻 柏木一 平安時代・12世紀 愛知・徳川美術館蔵[10月6日〜10月18日展示]

国宝 源氏物語絵巻 柏木一 平安時代・12世紀 愛知・徳川美術館蔵[10月6日〜10月18日展示]

井並さんが注目していたのは、人物をただ並べるのではなく、構図そのもので心理や人間関係を表していること。12世紀の作品ですが、「この人たちは今どんな気持ちなのか」とドラマを見るように追うと、初心者でも入りやすい一枚です。

国宝『源氏物語絵巻』は場面を替えながら全会期で展示されます。『柏木一』の後にも『鈴虫二』『橋姫』『宿木三』と続くため、訪れる時期で出会える場面が変わるのも今回の楽しみです。

第4章 源氏物語を深める|ハーバードからの里帰り作品にも注目

源氏物語を深める

『源氏物語』は、ただ読み継がれただけではありません。本文を研究し、注釈を付け、宮廷文化の教養として深められていきました。

この章では、藤原定家による国宝『源氏物語奥入』をはじめ、天皇による抜書や数多くの源氏絵など、「名作を読み解こうとしてきた人々」の痕跡を見ることができます。

アメリカ・ハーバード美術館/アーサー・M・サックラー美術館から里帰りした『源氏物語画帖』も、この流れの中で見たい作品です。54帖すべての場面が揃う最古の源氏絵を前にすると、『源氏物語』が読む文学から「見る文学」へ広がっていったことが実感できます。

源氏物語図扇面貼交屛風

源氏物語図扇面貼交屛風

第5章 源氏物語でかざる|物語を知らないと気付かない“隠れ源氏”

『源氏物語』が工芸品や装いのデザイン

第5章では、『源氏物語』が工芸品や装いのデザインへ入り込んでいきます。

面白いのは、登場人物をそのまま描かず、草花や建物、小物など特定の場面を連想させるモチーフだけで物語を表す「留守文様」です。

今でいえば、作品名を書かなくてもファンなら分かる“モチーフグッズ”のような楽しみ方。『源氏物語』を知っていること自体が教養であり、遊びでもあったことが伝わります。

塩野瑛久 源氏物語

塩野瑛久さんが現地で特に印象に残った作品として挙げたのも、この工芸のエリアにある国宝『初音の調度』でした。写真では伝わりにくい金の輝きや細かな仕事を、実物で見る価値を感じたと話していました。

国宝 初音蒔絵旅香具箱(初音の調度) 幸阿弥長重作 江戸時代・寛永16年(1639) 
愛知・徳川美術館[京都:通期展示] [京都会場のみに出品]

国宝 初音蒔絵旅香具箱(初音の調度) 幸阿弥長重作 江戸時代・寛永16年(1639)
愛知・徳川美術館[京都:通期展示] [京都会場のみに出品]

京都会場だけのトピック「源氏物語と能」|六条御息所の感情が舞台になる

源氏物語と能

京都会場の大きな特徴が、「源氏物語と能」のトピック展示です。

重要文化財『能面 泥眼』 金春家伝来

重要文化財『能面 泥眼』 金春家伝来 [天下一河内]焼印 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵[通期展示][京都会場のみに出品]

山内麻衣子さんによると、能は『源氏物語』の筋をそのまま舞台化するだけではありません。たとえば〈葵上〉では、車争いで傷ついた六条御息所の嫉妬、無念、怒りといった感情に焦点を当て、演劇として見せていきます。

重要文化財『能面 泥眼』は、一見すると美しい女性の顔。しかし白目の部分をよく見ると金彩が施されています。山内さんは、超自然的な力を持つ存在であることを示す表現として紹介していました。

正面から一度見るだけでなく、目元までじっくり見たい作品です。

源氏物語 衣装

1階の吹き抜け空間では、山口能装束研究所による復原能装束を使い、源氏能の舞台も再現されています。前期は〈葵上〉、後期は〈玉鬘〉。平面の絵だけでなく、人物が舞台へ立ち上がるように『源氏物語』の世界が広がります。

第6章 源氏物語でいろどる|同じ物語でも絵の“見せ方”が変わる

国宝『源氏物語関屋澪標図屛風』 俵屋宗達 江戸時代・寛永8年(1631)東京・静嘉堂文庫美術館蔵[前期展示]

国宝『源氏物語関屋澪標図屛風』 俵屋宗達 江戸時代・寛永8年(1631)東京・静嘉堂文庫美術館蔵[前期展示]

安土桃山時代から江戸時代になると、源氏絵は色紙や絵巻だけでなく、大画面の屛風や襖へ広がっていきます。

国宝『源氏物語関屋澪標図屛風』は、俵屋宗達による近世源氏絵の代表作。細密に人物を描く源氏絵とは違い、形を大胆に整理し、金や色の大きな面で見せるデザイン性が印象に残ります。

「同じ『源氏物語』なのに、時代が変わるとこんな見せ方になるのか」と比べると、この章が一気に面白くなります。

重要文化財『源氏物語画帖』若紫 土佐光吉・長次郎筆 安土桃山~江戸時代・17世紀 京都国立博物館蔵[通期・帖替あり。この場面は前期展示][京都会場のみ出品]

重要文化財『源氏物語画帖』若紫 土佐光吉・長次郎筆 安土桃山~江戸時代・17世紀 京都国立博物館蔵[通期・帖替あり。この場面は前期展示][京都会場のみ出品]

重要文化財『源氏物語画帖』では、若紫の有名な場面にも注目です。

雀が逃げたことをきっかけに少女・若紫が姿を見せ、光源氏が垣間見る場面。井並さんは、「雀」と、後の女三の宮と柏木を引き合わせる「猫」という小さな動物が、物語の運命を大きく動かすことにも触れていました。

初心者なら、人物名を全部追うより「小さな出来事が大きな出会いを生む」と見る方が、物語の面白さをつかみやすいでしょう。

源氏物語絵巻(盛安本)葵(部分)江戸時代・17世紀 京都国立博物館蔵 [通期展示、帖替あり<この場面は前期展示>]

源氏物語絵巻(盛安本)葵(部分)江戸時代・17世紀 京都国立博物館蔵 [通期展示、帖替あり<この場面は前期展示>]

もう一つ注目したいのが、『源氏物語絵巻(盛安本)』です。

本文を大量に書き写し、通常の源氏絵では選ばれにくい場面まで細かく描こうとした大規模な絵巻で、現存部分は国内外に分散しています。全貌がつかめないことから“幻の源氏物語絵巻”とも呼ばれる作品です。

「有名な場面だけでは物足りない。物語を全部、絵にしたい」。そんな熱量を感じながら見ると、江戸時代の源氏ファンの濃さまで伝わってくるようです。

第7章 源氏物語であそぶ|江戸時代には“源氏ブーム”が大衆文化へ

源氏物語であそぶ

江戸時代になると、『源氏物語』はさらに幅広い人たちの遊びへ広がります。

香りを聞き分ける「源氏香」、物語を当世風に置き換えた浮世絵、そして大ベストセラーとなった『偐紫田舎源氏』。ここまで来ると、1000年前の古典というより「何度もアレンジされてきた人気コンテンツ」と考える方が分かりやすいかもしれません。

前半で写本や国宝を見て少し緊張していた人も、この章では「昔の人も好きな作品で遊んでいたんだ」と親しみを感じられるでしょう。

終章 源氏物語を描き継ぐ|1000年の旅を近代の大画面で締めくくる

『宇治の宮の姫君たち』松岡映丘筆 大正元年(1912) 兵庫・姫路市立美術館蔵 [通期展示]

『宇治の宮の姫君たち』松岡映丘筆 大正元年(1912) 兵庫・姫路市立美術館蔵 [通期展示]

展覧会の最後を飾るのが、松岡映丘『宇治の宮の姫君たち』です。

大正元年(1912)に描かれた大画面の作品で、古い源氏絵を学びながら、近代の明るい色彩感覚で『源氏物語』を描き直しています。

井並さんは、古典をしっかり学んだ近代の画家が、新しい時代の感覚で作品を生まれ変わらせた例として紹介していました。

第1章の鎌倉時代の写本から始まり、最後は近代絵画へ。順番に見てくると、『源氏物語』が一度完成して終わった作品ではなく、時代ごとに読み替えられ、描き替えられながら続いてきたことが分かります。

塩野瑛久さんが語った、写真では分からない「実物を見る」感動

塩野瑛久さん

2024年の大河ドラマ『光る君へ』で一条天皇を演じた塩野瑛久さんは、本展の音声ガイドナビゲーターを担当しています。

取材日のトークでは、展示を井並さんの解説付きで鑑賞し、「時間が足りなかった」と感じるほど興味をひかれた様子でした。

特に印象に残ったのは、国宝『初音の調度』。写真で見るのとは違い、立体物として目の前にした時の細かな仕事や金の輝きに強い印象を受けたと話していました。

絵画についても、写真では気付きにくい金のきらめきや絵具のわずかな厚みなど、肉眼で見るからこそ感じられるものがあるとコメント。

美術に詳しくなくても、最初は「きれい」「細かい」「金がすごい」から入って大丈夫です。そこから音声ガイドや解説を聞くと、「なぜこの表現になったのか」が少しずつ見えてきます。

塩野瑛久さん×早見沙織さんの音声ガイドは初心者にこそ使いたい

塩野瑛久さん トラりん

塩野瑛久さん トラりん

音声ガイドは、俳優・塩野瑛久さんがナビゲーター、声優・早見沙織さんがナレーションを担当します。作品の背景を知らなくても鑑賞の入口を作ってくれるので、『源氏物語』初心者と相性のよい楽しみ方です。

塩野さんは『光る君へ』で一条天皇を演じました。ドラマで平安時代に興味を持った方なら、再びその声に案内されながら王朝文化へ入っていけます。

早見沙織さんは『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャー役、『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶ役などで知られる声優です。

もちろん音声ガイドでは各キャラクターとして話すわけではありませんが、アニメで早見さんの声に親しんでいる方なら、「知っている声に案内される」感覚で美術鑑賞のハードルが少し下がるでしょう。

会場レンタル版は1台700円(税込)、収録時間は約35分。日本語・英語に対応しています。

日本語のアプリ配信版「聴く美術」は800円(税込)で、2026年10月6日から2027年3月14日まで配信予定です。

前期・後期はどちらへ行く?見たい作品で日程を決めよう

展示替えが多いため、「いつ行っても全部同じ」ではありません。

  • 10月6日~18日:国宝『源氏物語絵巻 柏木一』を見たい人
  • 前期 10月6日~11月1日:土佐光起『紫式部像』、俵屋宗達の国宝『源氏物語関屋澪標図屛風』などを見たい人
  • 11月3日~15日:現存する「定家本」5帖が史上初めて一堂に揃う機会を見たい人
  • 11月17日~29日:国宝『源氏物語絵巻 宿木三』を見たい人

初めて行く方は、「すべてを把握してから行く」より、一つだけ「これを見たい」という作品を決めておくのがおすすめです。

その一作品を軸に展示をたどると、前後の作品とのつながりが見えやすくなります。

特別展「源氏物語 王朝のかがやき」京都会場の開催情報

源氏物語 王朝のかがやきグッズ

儒烏風亭らでん(じゅうふうてい らでん)グッズ

源氏物語の雅なスイーツ

開催期間は2026年10月6日(火)から11月29日(日)まで。会場は京都国立博物館 平成知新館です。

  • 会期:2026年10月6日(火)~11月29日(日)
  • 前期:10月6日(火)~11月1日(日)
  • 後期:11月3日(火・祝)~11月29日(日)
  • 開館時間:9:00~17:30。金曜日は20:00まで
  • 観覧料:一般2,200円、大学生1,200円、高校生700円。中学生以下は無料(要証明)
  • 会場:京都国立博物館 平成知新館

月曜日は原則休館ですが、10月12日(月・祝)と11月23日(月・祝)は開館します。10月13日(火)、11月24日(火)は休館です。

会期中は作品の展示替えがあります。見たい作品が決まっている方は、来館前に公式の出品一覧で展示期間を確認すると楽しみやすいでしょう。

源氏物語を知らない人ほど「こんなに広がった物語だったのか」が面白い

『源氏物語』というと、長い古典、登場人物が多い、人物関係が難しいという印象を持つかもしれません。

でも今回の展覧会で追うのは、物語の全54帖を暗記することではありません。

書き写した人がいた。絵にした人がいた。工芸品に隠れたモチーフとして使った人がいた。能にして感情を舞台へ移した人がいた。香りや浮世絵で遊んだ人がいた。そして近代の画家が、もう一度自分の時代の『源氏物語』を描いた。

その積み重ねを実物で見ると、『源氏物語』が1000年以上残った理由が少し見えてきます。

51年ぶりの京都で、国宝、重要文化財、海外から里帰りした作品までが集まる今回の特別展。古典に詳しい方はもちろん、「学校以来、源氏物語に触れていない」という方にこそ、最初の一歩として楽しんでほしい展覧会です。

特別展「源氏物語 王朝のかがやき」 気になる質問

『源氏物語』を読んだことがなくても楽しめますか?

楽しめます。全部の登場人物やあらすじを覚えるより、「物語が写本から絵、工芸、能、遊びへどう広がったか」を追うと分かりやすいです。音声ガイドを使うと、作品ごとの背景もつかみやすくなります。

音声ガイドは誰が担当していますか?

俳優・塩野瑛久さんがナビゲーター、声優・早見沙織さんがナレーションを担当します。会場レンタル版は700円(税込)で約35分、日本語・英語に対応。日本語のアプリ配信版は800円(税込)です。

国宝『源氏物語絵巻』はいつ見られますか?

会期中、場面を替えながら全期間で見ることができます。取材時に撮影した『柏木一』は10月6日~18日、以降も『鈴虫二』『橋姫』『宿木三』などが順次展示されます。

特に貴重な期間はありますか?

11月3日~15日は、藤原定家が校訂した「定家本」の現存5帖が史上初めて一堂に揃います。『源氏物語』や古典文学が好きな方にとって、特に注目したい2週間です。

前期と後期で迷ったら、どちらがおすすめですか?

見たい作品で選ぶのが分かりやすいです。前期には土佐光起『紫式部像』や俵屋宗達の国宝屛風が展示され、後期には定家本5帖が揃う期間や国宝『源氏物語絵巻 橋姫』『宿木三』の展示があります。

源氏物語 登場人物の紹介、恋物語はこちらの記事にて
千年後も刺さる恋の物語。京都・東京で出会う特別展「源氏物語 王朝のかがやき」更新:2026.07.13

プレゼント応募

源氏物語 王朝のかがやき(京都国立博物館 平成知新館) ペア入場券 5組10名様プレゼント

※東京展ではございません。ご注意ください。

●応募締切
2026年10月11日(日)23時59分

※フリマアプリやオークションサイト、その他いかなる方法でも他人に譲渡、転売することはできません。
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