THE PASONA natureverse retreat開業インタビュー|若本博隆さんが語るWell-beingと淡路島の未来
2026年6月に開業した「THE PASONA natureverse retreat」。開業の背景や施設に込めた思い、淡路島が目指す未来について、若本博隆さんに伺いました。
この記事で分かること
- THE PASONA natureverse retreatを開業した背景とNATUREVERSE構想
- 食・運動・睡眠を軸にしたWell-beingリトリート施設の特徴
- 淡路島を「ウェルビーイングアイランド」にする今後のビジョン
2026年6月23日、淡路島に新たなリトリート施設「THE PASONA natureverse retreat(ザ・パソナ ネイチャーバース リトリート)」が開業しました。
食・運動・睡眠を軸に、心身のコンディションを整える長期滞在型の施設です。
報道関係者向け内覧会では、株式会社パソナグループ 代表取締役会長CEOの若本博隆さんに、新ホテルを開業した背景や施設に込めた思い、淡路島で目指す将来像について伺いました。
※インタビューは、発言の趣旨を変えない範囲で、重複や言いよどみを整理して読みやすく編集しています。
創業50周年、その先の「NATUREVERSE」を形に
――なぜ、このタイミングで新しいリトリート施設を開業したのでしょうか。
若本さん:パソナグループは2026年2月16日に創業50周年を迎えました。
私たちが、これからの50年に向けて掲げている長期ビジョンが「NATUREVERSEの実現」です。
人と自然、テクノロジーが共生し、人々が思いやりの心でつながる、真に心豊かな社会を目指しています。
パソナグループはこれまで、人材サービスやBPOなど幅広い事業を展開してきましたが、今後はWell-being産業にも本格的に取り組んでいきます。
その思いを込めて、2025年の大阪・関西万博では「PASONA NATUREVERSE」を出展しました。おかげさまで、215万人を超える方々にご来場いただきました。
そして今回、Well-beingを実際の滞在を通じて体験していただく施設として「THE PASONA natureverse retreat」を立ち上げました。
創業50周年という節目と、その先に私たちが目指す世界は、すべて一貫してつながっています。
食・運動・睡眠を一体で体験するリトリート
――この施設で提供したい「Well-being」とは、どのようなものでしょうか。
若本さん:Well-beingといっても、とても幅広い考え方があります。
この施設では、健康だけでなく、睡眠や運動、食などを一体化し、総合的な体験として提供したいと考えています。
滞在を通じて、身体だけでなく心も豊かな気持ちになっていただく。そうした高付加価値の体験を目指しています。
ポイントは、単なるヘルスケア施設ではないということです。
健康だけに焦点を当てるのではなく、食事や自然、滞在する楽しさなど、さまざまな角度からWell-beingを感じられる仕掛けを考えています。
世界で高まる「健康寿命」への関心
――どのような方に利用してもらいたいと考えていますか。
若本さん:海外では「Longevity(ロンジェビティ)」、つまり健康寿命を延ばすことへの関心が非常に高まっています。
健康だけでなく、心豊かな気持ちや、質の高い体験に関心を持つ方々にお越しいただきたいと考えています。
日本国内はもちろん、世界各国から淡路島を訪れていただける施設にしていきたいですね。
――海外からの宿泊客も積極的に受け入れていくのでしょうか。
若本さん:海外からも、ぜひお越しいただきたいと思っています。
何をもって世界一とするかは難しいところですが、ナンバーワンというよりも、世界にほかにはない「オンリーワン」の施設を目指しています。
特定のホテルをモデルにしない「オンリーワン」の施設
――開業にあたり、参考にした海外のホテルやリトリート施設はありますか。
若本さん:特定の施設をモデルにしたということはありません。
ホテルという観点からさまざまな施設を見ましたし、海外のWell-being施設なども視察しました。
ただ、どこか一つの施設を目標にするのではなく、世界にあるさまざまな施設を超えられるような幸福感を提供したいと考えています。
この場所にしかない体験をつくることが大切です。
淡路島を「ウェルビーイングアイランド」に
――このホテルを、将来どのような施設にしていきたいですか。
若本さん:パソナグループとしては、淡路島を「ウェルビーイングアイランド」と呼ばれるような島にしていきたいと考えています。
「THE PASONA natureverse retreat」を、その象徴的な施設にしたいですね。
この場所には、開放的な空間や素晴らしいロケーションがあります。レストランをはじめ、施設内のさまざまな体験も充実させています。
それらを総合し、世界のどこにもないオンリーワンの施設にしていきたいと思っています。
淡路島は、リゾートとして楽しめるだけでなく、Well-beingを体感できる島になる可能性があります。
Well-beingには、健康や食、運動だけでなく、文化や芸術も含まれると考えています。そうした要素も、今後取り入れていきたいですね。
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長期滞在だからこそ出会える淡路島の魅力
――長期滞在を基本としている理由を教えてください。
若本さん:短期間でお試しいただけるプランもありますが、基本的には、ある程度長く滞在していただくことを想定しています。
滞在を重ねながら、食や運動、睡眠などのWell-being体験をじっくりと味わっていただきたいと考えています。
パソナグループは淡路島でさまざまな施設を運営しています。
このホテルの中だけで完結するのではなく、マインドフルネスを体験できる施設など、周辺施設の魅力にも触れていただきたいですね。
淡路島には、肉や野菜、魚など豊かな食材があります。自然や景観にも恵まれています。
日本全国、そして世界へ淡路島の魅力を発信していくうえで、「THE PASONA natureverse retreat」は重要な役割を果たすと考えています。
この施設をきっかけに、淡路島全体がさらに活性化していくことを期待しています。
新ホテルは、パソナグループが描く未来の象徴
「THE PASONA natureverse retreat」は、豪華な客室に宿泊して身体を休めるだけのホテルではありません。
食、運動、睡眠、自然、文化などを組み合わせ、滞在を通じて自分の心身と向き合うためのリトリート施設です。
若本さんの話からは、このホテルを単独の宿泊施設としてではなく、パソナグループが創業50周年の先に描く「NATUREVERSE」を具現化する場所として位置付けていることが伝わってきました。
そして、その舞台となる淡路島を、国内外から人が訪れる「ウェルビーイングアイランド」にしていく。その中心的な役割を担うのが、この新ホテルです。
「THE PASONA natureverse retreat」の豪華な客室や未来のセンサーベッドは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
THE PASONA natureverse retreat 基本情報
施設名:THE PASONA natureverse retreat(ザ・パソナ ネイチャーバース リトリート)
開業日:2026年6月23日
所在地:兵庫県淡路市岩屋2942-39
施設の特徴:食・運動・睡眠を軸に、心身のコンディションを整える長期滞在型未病リトリート施設


