仲間思いの保安官「トイ・ストーリー」ウッディの魅力を紹介!
こんにちは、ディズニー映画大好きなライターのうらんです!ピクサー映画の中でも、世界中で幅広い年齢層から愛されている「トイ・ストーリー」シリーズ。
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こんにちは、ディズニー映画大好きなライターのうらんです!
ピクサー映画の中でも、世界中で幅広い年齢層から愛されている「トイ・ストーリー」シリーズ。
そんな「トイ・ストーリー」において欠かせないキャラクターが、カウボーイ人形のウッディです。
アンディ少年の一番のお気に入りで、おもちゃたちのリーダーでもある仲間思いのウッディ。
「トイ・ストーリー」シリーズが好きな人なら、「ウッディの人形が欲しい!」と思ったことが一度はあると思います。
もうすでにコレクションしている方も多いかもしれませんね^^
今回はそんなウッディの魅力をご紹介します。
ウッディのプロフィールや、シリーズ4作品からわかる彼の性格、パークで会える場所など、知ったらますますウッディのことが大好きになりますよ♪
ウッディのプロフィール
本名:ウッディ・プライド
性別:男性
種族:おもちゃのカウボーイ人形
スクリーンデビュー日:1995年11月22日
デビュー作品:「トイ・ストーリー」
性格:明るい、仲間思い、正義感が強い
歴代の持ち主:アンディ、ボニー
恋人:ボー・ピープ
声優:トム・ハンクス(米)、唐沢寿明(日)
ウッディは昔ながらのカウボーイ人形で、すらっとした顔と手足、カウボーイハット、黄色いチェックのシャツに保安官バッジのついた牛柄のベストがトレードマークです。
背中についているひもを引っ張ると、「あんたは俺の相棒だぜ!」、「俺のブーツにはガラガラヘビ!」など、セリフをしゃべるトーキング機能が備わっています。
性格は正義感が強くまじめ。
個性豊かなアンディたちのおもちゃをまとめるリーダー役ですが、1作目の「トイ・ストーリー」ではアンディの新しいお気に入りであるバズ・ライトイヤーに嫉妬する意地悪な描写もありました。
ウッディの本名は、「ウッディ・プライド」と言います。
プライドという名字は、2009年公開の「トイ・ストーリー3」の監督を務めたリー・アンクリッチ氏が自身のTwitterで明かしました。
この名字は、映画製作の初期段階から決まっていたものだったそうです。
ウッディの秘密
「トイ・ストーリー」制作当初、ウッディは今とは全く違ったキャラクターであったことをご存じですか?
彼の秘密をいくつかご紹介します。
カウボーイ人形になったのはバズのおかげ?
「トイ・ストーリー」は、制作の段階ではカウボーイ人形とスペースレンジャーのバディ・ムービーではありませんでした。
もともと、「トイ・ストーリー」は1988年にピクサーが制作した短編映画「ティン・トイ」の主人公であるブリキのおもちゃのティニーと、腹話術人形のダミーが繰り広げる物語として企画されていました。
しかし、その後宇宙飛行士のおもちゃであるバズが考案され、「宇宙飛行士とバディを組むなら、対照的なカウボーイにしよう!」ということでカウボーイのウッディが誕生しました。
カウボーイとスペースレンジャーの組み合わせには、男の子の間で流行ったおもちゃの時代変遷が深くかかわっています。
カウボーイは男の子の憧れでありヒーローでしたが、1950年代になると世の中で宇宙開発が進み、カウボーイのおもちゃよりも宇宙飛行士のおもちゃがヒットしました。
そんな新旧の人気者を、性格や特徴が対照的な2体のおもちゃにしたのがウッディとバズの名コンビなのです。
ちなみに、ウッディはジョン・ラセター監督のお気に入りだったキャスパー人形を元に制作されました。
実は人気テレビ番組のスター
ウッディの名前は、1960年に西部劇で活躍した黒人俳優のウディ・ストロードから名づけられました。
アンディに所有されているウッディは市販のおもちゃですが、実はウッディは1950年に大ヒットした人形活劇「ウッディのラウンドアップ」の主人公でした。
子どもたちの人気を博した「ウッディのラウンドアップ」は、アメリカで成功した宇宙衛星の打ち上げによって子供たちの関心が西部劇から宇宙へ向いてしまったことにより、打ち切りになってしまいます。
そのためウッディのグッズはスペースレンジャー、バズ・ライトイヤーの人気によって生産中止になり、市場に出回らなくなったので、残っているグッズは超プレミアアイテムとなっていたのです!
1999年公開の「トイ・ストーリー2」では、ウッディはその希少価値のせいでおもちゃマニアのアルにさらわれ、日本のおもちゃ博物館に売り飛ばされそうになりました。
ウッディの最初の持ち主はアンディの父親・・・?
こちらは信ぴょう性が定かではありませんが、ウッディは元々アンディの父親のおもちゃであったという裏話があります。
元々ウッディはアンディのお父さんが大切にしていたおもちゃであり、病気の再発で亡くなったお父さんの遺品から、息子のアンディがウッディを見つけたというのです。
アンディのお父さんは、幼いころにポリオ(急性灰白髄炎)という難病にかかっていました。
「ウッディのラウンドアップ」が大好きだったお父さんは、番組制作会社からプロモーション用に作られたウッディの人形をプレゼントされました。
それが、私たちがよく知っているウッディだったのです。
アンディのお父さんも、同じ「アンディ」という名前でした。
欧米圏では自分の子供に自分と同じ名前を付けることは珍しくありません。
ここで、何かピンときた方もいるのではないのでしょうか。
アンディという同じ名前、そして同じように男の子の子供・・・。
親子であるので、顔立ちも父と息子でどこか似ていたに違いありません。
そう!実はウッディは、アンディのことをアンディの父親の代から「自分の相棒」として認識していた、というのです。
この裏設定を発信したのは、おもちゃプロデューサーでありユーチューバーのマイク・モザートという人物です。
マイクはこの話を、ピクサーでストーリー部門を担当していたアニメーション脚本家のジョー・ランフトから聞き出したそうです。
これに対して「フェイクニュースだ」という声も上がっていますが、残念ながら証言者であるジョー・ランフトが2005年に他界してしまったため、真偽は謎のままです。
もしこれが本当だとするのなら、アンディの父親のお話でまた続編が作れそうですよね(笑)
映画からわかるウッディの姿
「トイ・ストーリー」シリーズ4作品からわかるウッディの性格を分析していきます。
アンディとの絆
ウッディが一番大切に想っているのが、自分の持ち主である少年アンディです。
アンディは寝るときも出かけるときもいつだってウッディと一緒でした。
アンディのお気に入りの遊びは演劇仕立てのごっこ遊びで、自分の大好きなおもちゃたちを銀行強盗や人質に見立てて遊ぶのが大好きでした。
ウッディの役は、西部の町を守る保安官。
ウッディの正義感があふれるリーダー気質な性格は、アンディがウッディに対して設定したごっこ遊びの時の性格そのものなのです。
おもちゃに心や命が宿っていることをアンディは知りませんでしたが、ウッディはどんなピンチに遭った時も、大好きなアンディのそばにいるためにいつだって彼の元に帰ってきました。
「トイ・ストーリー3」では、大人になったアンディが、おもちゃの譲り主である少女ボニーに「ウッディの一番すごいところは友達を見捨てないところ。何があってもそばにいてくれるんだ」と紹介します。
ウッディの気持ちは、ちゃんとアンディに届いていたんですね。
涙なしには見られない感動のシーンです・・・!
バズとの友情
ウッディは一昔前のカウボーイ人形で、バズはピカピカのスペースレンジャー。
まるで水と油のように正反対な2人は、出会った頃は全く打ちとけることができませんでした。
1作目の「トイ・ストーリー」ではアンディはバズにすっかり夢中になってしまい、カウボーイごっこをやめてスペースレンジャーごっこに関心が移ってしまいました。
前述したとおり、ウッディはアンディを奪われて、おまけにおもちゃのリーダーの座までバズに取られてしまいそうになり、嫉妬を隠せません。
今のウッディからは考えられませんが、バズをあざ笑ったり、自分がアンディから選ばれるためにバズに嘘をついたりしたこともありました。
最初は馬が合わないウッディとバズでしたが、一緒に冒険を重ねるうちに絆を深めていきます。
ウッディは、自分が本物のスペースレンジャーではないと知って絶望するバズに、励ましの言葉をかけて立ち直らせました。
おかげでバズはアンディのおもちゃとしての自分の価値を見出すことができ、ウッディと一緒にアンディの元へ帰ります。
その時に生まれたバズとの友情が、ウッディを仲間を大切にする本物のリーダーへと成長させてくれました。
ボーとのロマンス
ウッディの恋人は、電気スタンドについていた陶器製の人形である羊飼いのボー・ピープです。
上品で姉御気質なボー・ピープに、ウッディはデレデレでした。
やがてボーはアンディのものから妹のモリーのものとなり、さらに知人の男性に引き取られてウッディと離れ離れになってしまします。
ウッディがボニーの家で暮らし始めて1年後の物語を描いた2019年公開の「トイ・ストーリー4」では、ウッディはボーと再会を果たしました。
アンティークショップで売られていたボーは、持ち主が変わるごとに破損してすっかり以前の姿と変わってしまいました。
敗れたドレスをマントにリメイクして、欠けてしまった腕をテープで固定し、持ち主がいなくてもたくましく生きていく力を身につけていました。
ボニーとの遊びに自分が選ばれなくなってしまい、自分の価値がわからなくなっていたウッディは、再開したボーと過ごすことで「おもちゃの幸せは誰かの所有物になることだけじゃない」と、新しい生き方を見出します。
迷った挙句、ウッディはボーと一緒に生きていく道を選びました。
たくさんのカメオ出演!
ウッディは、実は「トイ・ストーリー」シリーズの長編映画及び短編映画の他にも、様々なピクサー映画にカメオ出演しているんです!
■バグズ・ライフ(1998年公開)
エンドロールに流れるNG集に、ウッディがカチンコを持って登場します。
■スペース・レンジャーバス・ライト・イヤー 帝王ザーグを倒せ(2000年ビデオ作品)
バズが主役のビデオアニメをウッディたちが観るというストーリーです。
本作ではウッディの吹き替えは声優の辻谷耕史さんが担当しています。
■カーズ(2006年公開)
こちらはウッディ本人の出演というより、ウッディを演じる車が登場します。
エンドロールでマックィーンたちが観ている「トイカー・ストーリー」というカーズの世界の映画の中に出演しています。
遊び心あるピクサー作品に隠れているウッディを、みなさんもチェックしてみてください!
ディズニーリゾートでウッディに会える場所
最後に、東京ディズニーリゾートでウッディに会える場所をご紹介します。
エンターテイメント
【東京ディズニーランド】
東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ
開催場所:パレードルート
開催回数:1日1回
フロートのモチーフになっているのは「トイ・ストーリー3」です。
ウッディは映画のテーマソングに乗せて、バズやジェシーと一緒に陽気な姿を見せてくれています。
ホースシュー・ラウンドアップ
開催場所:ザ・ダイヤモンドホースシュー(マップ番号64番)
開催回数:一日複数回(ランチ限定)
こちらはウエスタンランドにあるショーレストラン「ザ・ダイヤモンドホースシュー」の中で見ることができるランチタイムのショーです。
ウッディ、ジェシー、ブルズアイと、レクリエーションを交えながら楽しく食事することができます。
アトラクション
【東京ディズニーシー】
トイ・ストーリー・マニア!
(マップ番号31番)
トイ・ストーリーの人気キャラクターが総出演するライドアトラクションです。
ウッディに応援してもらいながら、シューティングゲームで高得点を狙いましょう!
グリーティング
【東京ディズニーランド】
ウエスタンランドのフリーグリーティング
ウッディは、ウエスタンランドで待ち列を作らないフリーグリーティングをしています。
ウッディは1人で来ることもあれば、ジェシーと一緒に現れることもあります。
ビッグサンダー・マウンテンの近くでよくグリーティングをしているので、運が良ければ会えるかもしれませんよ!
まとめ
「トイ・ストーリー」シリーズの主人公であるおもちゃのリーダー、ウッディの魅力をご紹介しました。
頼れる正義の保安官で、いつでも仲間を見捨てないウッディ。
問題に直面している姿も、どこか人間味があってみていて応援したくなっちゃいますよね。
ウッディの誕生秘話や性格を知って、彼のことをもっと好きになってくださると嬉しいです^^
お家に長くいるときには、ウッディが大活躍する映画を一気見するのも良いかもしれませんね!
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共通年パ歴12年、かわぐちさきこと申します♪
キャラクターとショーパレとミュージカルが大好きなDオタです。
学生の頃はディズニーのホスピタリティについて学び、シーでキャストもしていました。
本業の傍ら、大好きなディズニーの魅力を自分の言葉で伝えたいと思いハピエルさんのライターになりました。
楽しい記事をお届けできるよう頑張ります^^
(ニックネーム うらん)
この記事を監修した人
株式会社ハピエル 代表取締役
USJ専門家、USJファンとしてテレビ出演や番組制作協力、映像、写真提供を行う
USJ開業当初から約24年間通う。公式ファンクラブUSJファン クリスタルランク認定。USJ攻略法や混雑予想の情報発信を行う