サラ・モリス展「取引権限」!日本初公開のアートが大阪に集結

サラ・モリス展 大阪

都市とネットワークを描くサラ・モリスさんの世界へ。巨大壁画「スノーデン」など、ここでしか観られない作品群が大阪に集結!

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サラ・モリス 取引権限とは?

「サラ・モリス 取引権限」は日本初となるモリスの大規模個展です。
本展では、サラ・モリスの30年以上にわたり生み出された絵画 約41点、映像作品17点を展示しています。

見どころは
1)ほとんどの作品が日本初公開
2)大阪中之島美術館でしか見ることができない本展のためだけに制作された大型の新作壁画「スノーデン」
3)大阪ゆかりの作品も多数展示

また絵画と映像を並行して展示されているのが特徴で、都市や建築、ネットワークや経済で取引や契約を通じてどのように力をやり取りするのか?そうしたものについてサラ・モリスの探究活動の全貌が分かります。

報道関係者向けのイベントでは、サラ・モリスご本人が登場し、作品への想いを語りました。

サラ・モリス プロフィール

サラ・モリス(1967年イギリス生まれ)は幅広い創作活動を行うニューヨーク在住のアーティストです。
国際的に高い評価を受けるモリスは、図式的なグリッドを用いた幾何学的な抽象絵画で国際的に高い評価を受けています。

1990年代以降、絵画、映像作品、壁画、ドローイング、彫刻など、多様な作品を制作してきました。
それらの作品には、ネットワーク、タイポロジー、建築、都市への関心が反映されています。

サラ・モリス 作品の一部を紹介

ミッドタウンシリーズ

ミッドタウンシリーズ サラ・モリス

代表するシリーズ 1990年ごろにタイムズ近くにオフィスを構え、そこから見える世界を代表する企業ビルを前に作品制作を始めます。

当時あったビルを描いたものになります。
アメリカの投資会社のビル(ペインウェーバービル)(写真左端)、近代建築のシーグラム・ビルディング(写真中央)、アーミトロン(マディソン・スクエア・ガーデン)(写真右端)を絵画にしています

作品に選ばれた企業も独自のストーリーを持っています。
現在には、ペインウェーバービルという名前は会社合併によりありません。
作品は残っても実際の世界では社会の変化でなくなっています。

サウンドグラフ・シリーズ

サウンドグラフシリーズ サラモリス

声をグラフのようにした絵画です

●作品情報
サウンドグラフ
2018年制作
大阪中之島美術館所蔵

スパイダーウェブシリーズ

スパイダーウェブシリーズ サラ・モリス
ステイホームの中で庭で見た蜘蛛の巣から発想を得た絵画。
放射状に広がる蜘蛛の巣は都市生活者や彼らのネットワークから形成される構造体としての都市とも呼応しています

●作品情報
ジレンマ
2020年制作

香港シリーズ

香港シリーズ サラ・モリス

香港の建物から着想を得たものです。
いずれも2024年制作の作品です。

新作壁画 スノーデン

サラ・モリス スノーデン

2026年1月のお正月明けから20日間かけて多くの方々が足場などを組んで描いた作品です。
森のイメージ、あるいは建物の建築物のイメージが使われている。
また白いドットは降ってきた雪のイメージも想起させます。

絵画サイズは幅 18.85m、高さ5.95mととても大きな作品です。

●作品情報
スノーデン
2026年 中之島美術館にて制作

サラ・モリス 展覧会感想

映像展示ではサラ・モリスさん制作の映画を何本か見ることができます。
そのうちの一作品では街の一部を切り取った映像が多く

都市がどうやって機能しているかを可視化しているようです。

サラ・モリス 映画

街を生き物のように擬人化せず、政治・経済・インフラが絡み合う巨大な装置として提示しています。

車の流れ、バスの流れ。
車で走っていると、丘が遠くに見え、建物が手前にある風景が繰り返し続く。

ビールを飲むおじさん、大量の瓶ビールがローラーコンベアで運ばれ、それを監視している人、巨大なビール工場とそこで働く人々。

セリフがあるわけではない映像ですが、映像の編集によるカット割・アップになる映像、引きの映像にストーリーを感じ不思議と魅入ってしまいました。

映像から伝わるメッセージを見て
その先のメッセージも見てみたくなり
次々と見てしまう映像作品でした。

サラ・モリス展

この映像を見た後に
絵画を見ると、サラモリスが街をどのように捉えて絵にしたのか
想像しながら見る楽しさが生まれました。

サラ・モリス展

世界各国の都市、そして大阪。
時代の流れにより昔は色濃く、コロナ禍の作品は力強い濃さもあります。

作品が描かれた時代、描かれた街をどのように感じて表現しているのか?
そんなことを考えながら作品を見ると、人それぞれの視点で鑑賞できる、展覧会だと思いました。

ぜひ作品を実際に見て感じてくださいね

今回の目玉の一つ!中之島美術館でしか見られない巨大な壁アート作品

プレス内覧会の前日まで作品作りをしていたという出来立ての新作は
なんと会期終了までしか見られません。

壁に直接描いているので、他の会場には運べないんです。

スノーデン制作資料

面白いのが、この巨大な作品作りをするための設計図や1日ごとの細かな作業工程表まで展示されているところです。

出来たての最新作の設計図や製作の裏側を見れるのは貴重ですね

サラ‧モリス 取引権限 展覧会概要

会期:2026年1⽉31⽇(⼟)~4⽉5⽇(⽇)
会場:大阪中之島美術館 5階展示室
住所:大阪府大阪市北区中之島4-3-1
開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日、2⽉24⽇(⽕) ※2⽉23⽇(⽉‧祝)は開館
観覧料:当日券 一般 1,800円(1,600円)、高校・大学生 1,200円(1,000円)、中学生以下 無料

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