妊婦さんも使える?ディスアビリティアクセスサービスを徹底解説!
ディスアビリティアクセスサービスと合流利用サービスは、妊娠中、ご高齢、障害者手帳をお持ちの方、列に並ぶ事が難しい車椅子の方をサポートするサービスです。利用方法やルールなどを紹介します。
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皆さん”ディスアビリティアクセスサービス”って何だかご存知ですか?
車椅子や障がいがあっても楽しめるサービス”ゲストアシスタンスカードサービス”が2019年7月17日に廃止されました。
その代わりに始まったのが“ディスアビリティアクセスサービス”と”合流利用サービス”です!
今回はこのディスアビリティアクセスサービスと合流利用サービスについて、徹底解説していきたいと思います♪
ディスアビリティアクセスサービスってどんなサービス?
ディスアビリティアクセスサービス(以下DAS)は、疾病・負傷などにより体の機能が低下し、お手伝いが必要な方への負担を軽減する為のサポートサービスの事です。
簡単に言うと“長時間並ぶ事が難しい対象者と、同伴者全員が対象アトラクションに並ぶ時に別の場所で待機が出来る”というサービスになっています。
アトラクション施設では対象者を含めて最大6人、グリーティング施設では最大10人が利用可能です。
DASを利用できる対象となる方は、以下の手帳をお持ちの方です。
・身体障害者手帳
・精神障害者保険福祉手帳
・療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)
・被爆者健康手帳
・戦場傷病者手帳
・障害福祉サービス受給者証
ゲストアシスタンスカードサービスより利用できる対対象となる手帳が増えていて、被爆者健康手帳と戦場傷病が追加されています!
手帳のコピーや期限切れの手帳では利用できませんので、ご注意を。
同伴が必要な場合も
・視覚障がい
・発達障がい
・知的障がい
・精神障がい
がある方は、サービスを利用する時には健常者の同伴者が必要となります。
上記の障がい以外でも、移動に同伴者のサポートが必要な場合には同伴が必要です。
対象施設
東京ディズニーランド
・すべてのアトラクション
・ウッドチャック・グリーティングトレイル
・ミッキーの家とミート・ミッキー
東京ディズニーシー
・すべてのアトラクション
・ヴィレッジ・グリーティングプレイス
・”サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック
・ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル
・アリエルのグリーティンググロット
だいたいの施設が対象となっていますが、上記の施設以外は対象となっていませんので、利用する時は事前にご確認を!
使い方は?どうしたらいいの?
利用するには登録しなくてはなりません。
まずは事前に登録をしておきましょう。
基本的には当日の登録ですが、2dayパスポートなどの場合は翌日以降でも登録が可能です!
必要なものは”対象の手帳”と”人数分のチケット”
この二つを持って、東京ディズニーランドの「メインストリート・ハウス」東京ディズニーシーの「ゲストリレーション」、もしくは利用する施設で登録を行ってください。
その際に本人確認のために写真撮影があります。
登録する際には”DAS(ダス)を登録したい”と伝えても伝わります!
先ほど上記でもお話しした通り、手帳のコピーや期限が切れている手帳では登録ができませんのでご注意ください。
利用する時は、対象のアトラクションまたはグリーティング施設で登録したパークチケットをキャストに提示します。
待ち時間の間、別の場所で待機する事ができます。
・その間には別の対象施設は利用できませんのでご注意ください!
・待ち時間を短縮する事はできません。
・場合によっては普通の列に並ぶより待ち時間が長くなる場合もあります。
合流利用サービスとは?
列に並ぶ事が難しい車椅子の方や、ご高齢の方、妊娠中の方、体の機能が低下している方が対象となっています。
対象者と同行者が全員別の場所で待機できるDASとは違い、合流利用サービスは同行者が列に並び後で対象者が合流できるというサービスになっています。
あらかじめ何かをするという事はなく、利用したいアトラクションやグリーティング施設でその都度キャストさんに声をかけて利用する事ができます。
基本的にできない事はDASと同じ。
・待ち時間を短縮する事はできません。手続きした時のスタンバイの時間と同じ時間をカードに記入してもらいます。
・場合によっては普通の列に並ぶより待ち時間が長くなる場合もあります。
・その間には別の対象施設は利用できません。
しかし、DASでは対象となっていない妊婦さんなどが利用できるのは嬉しいサービスですね!
悪用はしないように!
以前は”ゲストアシスタントカード”というサービスでしたが、オークションに出品するなど悪用する方が多いために新ルールを加えたDASと合流利用サービスに変更されました。
登録時に利用者の本人確認のための写真撮影が必須になったり、DASを利用した待ち時間中に他のアトラクションの利用を禁止行為としたりと多少厳しくなったのでは無いでしょうか?
本当に利用したい方がそういう悪用をする人のせいで利用ができなくなる事はとても残念な事です。
全員が楽しめるディズニーでありたいですよね!
待ち時間なしで乗れるなんてずるい!と勘違いしている方もいますが、待ち時間を減らすサービスではありません。待ち時間は短縮できません。むしろ対応や場合によっては普通に並ぶより待つ事になる時もあります。
DASは登録する際に各種障がい手帳が必要になりますので、あまり悪用できるようには見えませんが…
合流利用サービスには手帳などの確認は行われません。だからと言って悪用する事は絶対にしないようにしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私は、ディスアビリティアクセスサービスの前にゲストアシスタントカードというものがあるという事すら知りませんでした。
いろんな方に楽しんでもらえるよう、このようなサービスはとても素晴らしいですよね!
さすが夢の国といったところでしょうか…
妊娠中や高齢者でも利用できるというのを知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もしパーク内での待ち時間などに負担を感じると思っている方がいましたら、このサービスを利用してくださいね!
しかし、くれぐれもこの素晴らしいサービスを悪用する事のないように!
初ディズニーは1歳!しゃきこと申します☆
夢の年パスはまだ持っていませんが、相棒の一眼レフと共に楽しんでいます!
アトラクションからショーパレまで、ディズニーの全ての楽しい事をたくさん詰めた記事を書かせていただきたいと思っています^^
この記事を監修した人
株式会社ハピエル 代表取締役
USJ専門家、USJファンとしてテレビ出演や番組制作協力、映像、写真提供を行う
USJ開業当初から約24年間通う。公式ファンクラブUSJファン クリスタルランク認定。USJ攻略法や混雑予想の情報発信を行う