淡路島発のバレエプロジェクト「PASONA Awaji World Ballet」の『ドン・キホーテ』公演

淡路島発のバレエプロジェクト「PASONA Awaji World Ballet」の『ドン・キホーテ』

ちょっと足をのばして、バレエの世界へ。淡路島で出会う情熱の舞台『ドン・キホーテ』で、週末にときめきを。

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淡路島でバレエ公演が観られることをご存じでしょうか。

この記事では、淡路島発のバレエプロジェクト「PASONA Awaji World Ballet」の成り立ち、公演『ドン・キホーテ』の概要と楽しみ方、三宮や明石から淡路島の劇場「旧アソンブレホール」への行き方をご紹介します。

□淡路島発のバレエプロジェクト「PASONA Awaji World Ballet」

淡路島発のバレエプロジェクト「PASONA Awaji World Ballet」の『ドン・キホーテ』

「PASONA Awaji World Ballet」は、「バレエ・芸術文化を通して、世界中の“夢の架け橋 ”となる」をミッションに掲げ、ウクライナバレエダンサーや指導者、国内ダンサーで構成している淡路島発のバレエ団です。

すでに淡路島で芸術活動をしていた世界的バレリーナの針山愛美(はりやまえみ)さんが、世界情勢が激変した2022年、ウクライナの人のために何かできないかと思ったのがきっかけです。

2022年5月、パソナグループが「パソナグループ ウクライナ支援プロジェクト」を立ち上げました。そしてバレエダンサーをはじめとするアーティストとその家族を対象に、ウクライナ避難民の日本への避難と淡路島での新生活に伴う生活費・環境整備等の支援を始めたのです。

淡路島発のバレエプロジェクト「PASONA Awaji World Ballet」の『ドン・キホーテ』

ウクライナはバレエ大国。淡路島に避難してきた人たちの中に、リビウ国立バレエ団に所属していたバレエダンサーのスベトラーナ・シュリヒテルさんとネリア・イワノワさんがいました。

針山さんとパソナの思いが共鳴し、針山さんと2人のバレエダンサーとの3人で始まった「PASONA Awaji World Ballet」は現在、16人の仲間になりました。

旧アソンブレホール

淡路島北部の「岩屋エリア」にある「旧アソンブレホール」を活動拠点とし、現在は淡路島以外にも活動の場を広げています。

□バレエ公演『ドン・キホーテ』の楽しみ方

「PASONA Awaji World Ballet」の『ドン・キホーテ』

公演初日と2日目のキャストは、キトリ役がネリア・イワノワさん、バジル役が横田爽磨さん。トリプルキャストのため、キャストの組み合わせによって異なる雰囲気を楽しめそうです。

『ドン・キホーテ』は、スペインの明るく陽気な雰囲気があふれる人気の古典バレエ。物語の中心となるのは、元気で聡明な町娘キトリと、陽気で腕の良い床屋バジルの恋物語です。

町娘キトリと、陽気で腕の良い床屋バジルの恋物語

キトリとバジルはお互いに強く愛しあっていますが、キトリの父親はキトリをお金持ちの男性と結婚させようとします。

キトリとバジル

そこへ、夢と冒険に憧れる騎士ドン・キホーテと、少しおっちょこちょいの従者サンチョ・パンサが現れ、ふたりを助けようとします。コミカルでワクワクする冒険が始まります。

バレエ公演『ドン・キホーテ』

作品の魅力は、スペインらしさ溢れる情熱的な音楽、色鮮やかな衣装、ダイナミックかつ美しい踊り!フラメンコのリズムに、観ている人も踊り出したくなるような楽しい気分になります。

バレエ公演『ドン・キホーテ』

『ドン・キホーテ』は伝統的な名作バレエながら、ストーリーにコミカルな一面があったり、感情が伝わる演技や美しい踊り、チャーミングなキャラクターなど見どころいっぱいです。

バレエ公演『ドン・キホーテ』

メルセデス役の針山愛美さん、エスパーダ役の倉智太朗さん。なお、倉智太朗さんは別日程ではバジル役を演じます。

メルセデス役の針山愛美さん

針山愛美さん

針山愛美さんコメント

総合芸術監督で、ダンサーとしても出演される針山さんからコメントをいただきました。

バジル役とキトリ役(トリプルキャスト)と針山さん

バレエをもっと身近に感じてもらえたらと『ドン・キホーテ』では演目の内容は改変せず、時間を短縮したり本編の前に解説をおこなったりと、バレエが初めての人にもわかりやすい工夫をしています。

なお、本公演前には元キーウ国立バレエ学校講師によるワークショップレッスンも開催しています。「バレエを体験してみたい」という方なら、年齢制限なくどなたでも参加いただけます(有料・要事前申込)

□バレエ名作ハイライト公演『ドン・キホーテ』公演概要

日程:11月29日(土)、30日(日)、12月6日(土)、20日(土)、21日(日)
2026年1月10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)
時間:15:00開演(14:30開場)より約1時間30分
会場:旧アソンブレホール(兵庫県淡路市岩屋2942-17)
料金:一般/4,500円(税込)、小中高校生/2,500円(税込)
※未就学児以下入場無料

出演者:PASONA Awaji World Ballet
〈振付・構成・演出〉針山愛美​
〈ダンサー〉倉智太朗、ネリア・イワノワ、スヴェトラーナ・シュリヒテル、マリア・ヴォロコビナ、ソフィア・シェイコ、アナスタシア・レフクット、ソフィア・ヴァシレンコ、セルゲイ・ロモヴィツキー、コンスタンティン・ツァプリカ、タラス・コヴシュン、オレクシー・ゴギッゼ、マルガリータ・ドゥシャコワ、​カテリーナ・エフチコーワ、横田爽磨、山本春姫ほか(敬称略)

公式サイト:https://www.awajiballet.com/

◇旧アソンブレホールへのアクセス

◯【車】Awaji World Ballet 公演 お客様用臨時駐車場(淡路市南鵜崎1997付近)から、徒歩約16分です。

◯【高速バス】本四海峡バス「大磯号」に乗車し、『岩屋中学校前』停留所で降車後、会場まで徒歩。開演時刻に合わせた「大磯号」のおすすめバス時刻は以下の通りです。
・12:15 JR新神戸駅発
・12:30 三宮バスターミナル発
・13:00 高速舞子発
・13:09 岩屋中学校前着(ランチを食べてから会場へ)

◯【船】明石港13:30発の高速船「淡路ジェノバライン」に乗船して岩屋港へ(乗船時間は約13分)。 会場へは13:50発のシャトルバスが便利です。
岩屋ポートターミナルの建物2階には「お食事処 浜ちどり」と「カフェ&バー BROQUEL(ブロッケル)」があり、食事やお茶ができます。

岩屋港

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