
【アフター万博】あのルクセンブルクパビリオンが“アート”として蘇る――万博の記憶をつなぐ巨大レガシー「THE LOOP」
万博で使われたルクセンブルクパビリオンの建材が、ネスタリゾート神戸で巨大アートTHE LOOPに。循環と記憶を歩いて感じる新スポットを紹介。
【広告】本ページはアフィリエイトプログラムにて収益を得ています
【アフター万博】あのルクセンブルクパビリオンが“アート”として蘇る――万博の記憶をつなぐ巨大レガシー「THE LOOP」
大阪・関西万博が閉幕しても、その記憶は終わらない!!
むしろ今、形を変えて“次の物語”として動き出しています。
その象徴ともいえるのが、兵庫・ネスタリゾート神戸で公開されたレガシーウォール「THE LOOP」です。
今日はその完成披露式典にミャクミャクもお祝いにかけつけました!
↑画像を2回タップすると動画再生します
◇万博の「建材」が、新たな命を持つ
この作品に使われているのは、実際に万博で使用されていたルクセンブルクパビリオンの基礎コンクリートです。
220個、総重量約540トンにも及ぶ巨大なブロックたち。
かつては“建物を支えるためだけに存在していた石”が、いま“いのちを紡ぐ存在”として再びここに現れています。
「かつて大地を支えた石が、いま、いのちを紡ぐ。」
そんなメッセージが、この作品の根底にあります。
◇約150mの壁に刻まれた“循環”の思想

全長約150メートルに及ぶこのミューラルアートは、ただの再利用ではないんです。
解体されることを前提に設計された「サーキュラー・バイ・デザイン」という思想のもと、
“壊して終わるのではなく、次へつなぐ”という循環の価値観を体現しています。
万博で掲げられていた未来の考え方が、ここでちゃんと“現実”になっているのが伝わってきます。
◇「THE LOOP」の完成披露パフォーマンス


◯ルクセンブルク館の館長 ダニエル・ザール 氏
◯株式会社ネスタリゾート神戸 代表取締役社長 田中 淳 氏
◯兵庫県 三木市長 仲田 一彦 氏
◯ミューラルアーティスト KAC 氏
の4名がミャクミャクが見守る中、順番に筆をとり、壁面に最後の仕上げとなる一塗りを行ないました。

みんなで仕上げるというこの繋がりのご縁が、万博からの繋がりをさらに広げるものになり、さらなる感動が生まれました。
ミャクミャクがずっと楽しそうにしている姿に、周りから自然と笑顔が溢れていました。
◇見るのではなく、“歩いて感じる”作品

この作品は、一般的なアートのように“眺めるもの”ではないんです。
来場者はその横を歩き、触れ、同じ地面に立つ!
かつて誰にも見られることなく地中で支えていたコンクリートが、今は光の中で色彩をまとい、ひとつの地平線として連なっています。
万博会場では見上げていたパビリオンが、今は自分と同じ目線にあるという不思議な感覚を味わえます。
その感覚が、静かに心に刺さります。
是非端から端まで歩いてみてください。
どちらから歩いても楽しめるような作品になっています♪
◇世界と未来をつなぐ、アーティストKACの表現

本作を手がけたのは、ミューラルアーティスト・KAC(ケエシ)。
「目は魂の窓である」という哲学のもと、都市の壁に感情や対話を刻んできたアーティストです。
普段は高さのあるウォールアートを描かれている方の、縦ではなく横に広がるアートを描くという、今回新しい挑戦でもあったという。



その中にルクセンブルクにとって大切なバラや、ネスタリゾート神戸のアトラクションや自然、そして日本、これらをすべて表現した大作になっています。

彼の描く“目“に宿る感情は、喜怒哀楽という言葉では到底すくいきれないもので、今回の作品の中でもそれらの“目“もたくさん見ることができます。
この作品は人と人、社会と未来をつなぐ“接点”として存在していています。
沈黙していた資源に色が宿り、
それが次の世代へと続く道の上に刻まれていきます。
そのすべての色彩は、世界の安寧への祈りであり、まだ見ぬ未来への静かな約束です。
◇万博の記憶は、ちゃんと続いている
今回のこのお披露目会でも万博がまだ終わっていないことがはっきりと感じられました。
万博は、まだまだ終わっていない!!
形を変えて、場所を変えて、ちゃんと生き続けています。

そしてこの作品は、日本とルクセンブルクの友好の象徴であると同時に、
地球規模の未来へ向けたメッセージでもあります。
「循環は終わらない。いのちは巡り続ける。」
この言葉が、すごく今の時代に刺さります。
□まとめ
万博の建材が、アートへ。
そしてそのアートが、未来へつながっていく。
ネスタリゾート神戸の「THE LOOP」は、
ただの観光スポットではなく、“万博のその先”を体験できる場所になりました。
万博ロスの人ほど、行ってほしいです。
あの時の感動が、ちゃんとここに残っています!
◇ネスタリゾート神戸について
兵庫県三木市にあるネスタリゾート神戸は、2016年に開業した大自然の冒険テーマパーク。
甲子園球場約60個分(約230万㎡)という広大な敷地の中で、アクティビティや天然温泉、グランピング、ホテルなどを楽しめる複合型リゾート施設となっています。
開業10周年を機に掲げたブランドコンセプト「ARCビジョン」では、
「冒険(Adventure)」「再生・循環(Regeneration)」「共創(Co-Creation)」の3つを軸に、次世代へつながる体験づくりを推進。
今回紹介した万博レガシーウォール「THE LOOP」も、その中の“再生・循環”と“共創”を体現する取り組みのひとつです。
万博の記憶を未来へつなぐ場所として、今後ますます注目されそうです。
大阪・関西万博 最新記事
【アフター万博】あのルクセンブルクパビリオンが“アート”として蘇る――万博の記憶をつなぐ巨大レガシー「THE LOOP」
【アフター万博】あのパビリオンは今どこに?EXPO’70の“その後”をたどる特別展
【アフター万博】あの“究極の塩おにぎり”が帰ってきた——PACKN-TO初の実店舗に感じた、万博のその先
【アフター万博】東京で続く“あの熱狂”——無料とは思えない光の祭典「TOKYO LIGHTS 2026」がすごすぎた
まるで万博パビリオン!志摩スペイン村「ハビエル城博物館」レビュー!ガウディ、サグラダ・ファミリア展示が新設
【アフター万博】ミャクミャクが各地に出現!期間限定グッズ&イベントは『見逃し厳禁』
【アフター万博】ここはパリ?本場すぎるクレープ体験に「こんなの初めて」
【万博のその先へ】あの大行列グルメが並ばずに!? フィリピンパビリオンの人気店「KASTURI」に行ってみた
5月〜7月開催!関西・関東で広がるアフター万博イベント
【万博のその先へ】最大2,000機ドローン×1万発の花火!舞洲で新ナイトエンタメ「OSAKA BAY SKYLUMINA」開催へ
【アフター万博】京都・泉屋博古館で「住友館」展示が公開
【ミャクミャク誕生ものがたり展】あべのハルカスで開催中|最初は不思議…でも好きになる理由
【アフター万博】たった6日間だけ開かれる“特別な場所”。タカラベルモント本社で感じた万博レガシー
【アフター万博】60カ国グルメが集結!「麦食音祭」が想像以上に楽しすぎた…“2日でも足りない”理由とは?
【アフター万博】『いのちをはかる』展示が奈良へ。万博レガシー「いのちのはかり」が平城宮跡に継承
【アフター万博】あの“即完売グルメ”が帰ってきた。ほっかほっか亭「ワンハンドBENTO」がついに常設へ
【アフター万博】食べ物の物語をもう一度 EARTH MARTの世界を体感できる展示が奈良に
【アフター万博】あの万博が『体験』として戻ってきた。万博記念公園で新スタンプラリーがスタート!
【EXPO2025オフィシャルカフェ】万博の“あの空気感”が大阪に帰ってきた。ミャクミャクファン歓喜の公式カフェがOPEN!
null²の「移設」じゃない。落合陽一さんに聞いた『null⁴』とGREEN×EXPO 2027の本当の意味
次の万博は“遊び”がテーマ?セルビア・ベオグラード万博2027の全貌
パビリオン移転先|アフター万博 イベント一覧
大阪を拠点に活動するYouTuber。
大阪・関西万博に通い続け、気づけば100回以上来場。
その魅力に惹かれ、現在は「アフター万博」の楽しみ方や、今しか体験できないイベント・スポットを発信しています。
実際に足を運んで感じたワクワクや感動を大切に、
グルメや期間限定イベントなど、“行きたくなる体験”をリアルに紹介。
次はEXPO2027横浜へ。
あの時の感動の続きを、これからも届けていきます。
この記事を監修した人

テーマパーク専門家(とくにUSJ、大阪・関西万博)、USJファンとしてテレビ出演や番組制作協力、映像、写真提供を多数行っています。万博の専門家として日経トレンディにインタビューが掲載されました。テーマパーク・展覧会の報道関係者向け取材も多数行い、魅力を発信しております。
株式会社ハピエル 代表取締役。テーマパークメディア ハピエル 編集長も兼務。USJ開業当初から約25年間通う。公式ファンクラブUSJファン クリスタルランク認定。1年間に50回パークへ。USJ攻略法や混雑予想の情報発信も行う。東京ディズニーランドには27年間通っている。

