スーパーニンテンドーワールドが変える?!レジャービジネスの提供方法!リピーター客を増やす秘密とは?
スーパーニンテンドーワールドはビジネススクール?飲食店経営者やリピーター客を増やしたいビジネスオーナーに学びが得られるかも。考えられたビジネス構造を遊びながら体感できるUSJの新エリアです。
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Nintendo Switchやプレイステーション5で体験できるリアルで迫力のある世界観。
友達と一緒にオンラインで遊べる一体感。
近年のゲームは数年前までは想像できなかったクオリティが自宅で楽しめるようになりましたね。
また大型テレビでやプロジェクターを用意して家にいながら映画館のような迫力を感じながら好きなコンテンツをアマゾンプライムやネットフリックスで楽しめるようにもなりましたね。
普段テーマパークや映画館、ミュージカルへ行かない人からは
「なぜ遊園地・テーマパークへ遊びに行くの?」
ゲームで遊ぶ方、家で映画を見る方が楽しいじゃないか という声も聞こえてきます。
そのような時代の新しいテーマパークの在り方を実現化してくれたスーパーニンテンドーワールドの凄い点を紹介します。
レジャービジネスやコンテンツビジネス、遊園地を企画・運営している方、飲食店やビジネスオーナー、経営者、管理職、リーダー、コンサルティングを生業としている方にもぜひ体験してほしい。
オススメのポイントを1つずつ解説していきます。
このコラムはスーパーニンテンドーワールドを経営企画、マーケティングなどビジネス的な側面から紹介しています。現実を知ると夢が壊れる。世界観が崩れるのがイヤという方は、読まないことをオススメいたします。
スーパーニンテンドーワールドが変えたテーマパークとは
2021年1月からプレオープンしているスーパーニンテンドーワールドは、今までのテーマパークと何が違うのか。
気が付いた点をまとめました。
なおUSJファン目線でコラムを書いております。
このような視点もあるんだなぁ。ほんまでっか?という暖かい心でご覧ください。
家族・グループで楽しめる
遊園地・テーマパークといえば、同じ乗り物に乗って一緒に同じ時間を体験し、その気持ちをすぐに話して共有できる喜びがあると思います。
絶叫アトラクションや激しい動き、世界一のスペックなど●●一位をアピールするアトラクションが売りになって新しい来場者を呼ぶビジネスモデルを見かけます。
または、鑑賞して楽しむライドアトラクションも多いですね。
ミュージカルなどショーが好きな人には、何回も訪れたくなりますよね。
これらのビジネスモデルの欠点としては
激しいアトラクションに乗ると乗り物酔いする。怖いという方や、子供が乗車できない。
ショーやミュージカルが好きではない人と一緒に体験しても、その人の冷めたリアクションに不満を感じ、その人も楽しくないという場面もあったと思います。
スーパーニンテンドーワールドのキーチャレンジでは、これらの問題を解決しながら最新のゲームを楽しめます。
パワーアップバンド・キーチャレンジというミッションでは、3人一緒に挑戦するものが3個あります。
3人が協力して声をかけあってゲームに挑戦しないとミッションクリアできないので、家族・友達・グループの絆、団結力が深まるかもしれません。
失敗しても、それはそれで話のタネになったり、もう1回挑戦しようと盛り上がれますよね。
そのように一緒に行く人で楽しみ方が変わる、一緒に楽しめるというのが新しいと感じました。
ゲーム要素がある
テレビゲームの世界観をリアルに再現したエリアなので、ゲーム要素が盛りだくさんです。
一般的なアトラクションでは一定のストーリーに従って話が進み、ゲストの行動で展開が変わるものはあまりありません。
(ホテルアルバートや名探偵コナンのような謎解きでは謎を解けるとクリア、解けないとゲームオーバーというものはありましたが)
マリオカート
レースゲームのようにドライブテクニック、カメのこうらで攻撃して敵などを倒す。
他のプレイヤーとの順位やプレイ内容によって得点や様々なスタンプが獲得できます。
プレイヤーによって全然異なる結果になるゲーム要素が強いアトラクションです。
パワーアップバンドでのマリオ体験
エリアに散らばるコインなどがゲットできるブロックを叩いてパーク内を探索できます。
軽くジャンプしないと叩けない高さにあるブロックもあって、ゲームのマリオでAボタンを連打するように
自分自身がキャラクターのように思わず何回も飛び跳ねてしまいます。
サイズ感や効果音などゲームの中に入ったような没入感があります。
入手したコインや得点はUSJ公式アプリに表示されます。
今日エリアで体験した他のプレイヤーが獲得した得点も見れます。
ランキング形式で表示されるので1位を目指してアイテムやコインをゲットして回る人も多いです。
リピートしたくなる
今の時代、リピート客の確保がとても大切です。
繰り返し来場してくれるファンを作りたい。
これは、レジャーに限らずショップ、飲食店、ホテル、美容院、サービス業など様々なビジネスでみなさん苦労していることだと思います。
スーパーニンテンドーワールドでは、ミッションをクリアするとアプリにスタンプが貯まる仕組みがあります。
これだけだと、スタンプカードを配る薬局やレストランなど他の業界でもやっていると思います。
ですが、USJが凄いのはミッションの種類・数が175個も用意されています。
1回や2回行っただけで全てクリアするのは絶対無理な数です。
そしてまだゲットしていないスタンプの入手条件を見ることで、チュートリアル的そして想像をめぐらせてスタンプの入手が楽しめる。
そんな遊び心と探求心をくすぐる構造になっているので、何回でもリピートしてしまいます。
友達とスタンプを入手した数を競って楽しむこともできますね。
点数に関しては、気になる人をフォローして点数をチェックする機能があります。
友達や家族を登録しておけば、簡単に競えるのは任天堂のノウハウでしょうね。
友達がUSJへ遊びに行かない日は点数が0点。
遊びに行った日は点数が表示されるので、アプリをチェックしていれば、友達が行くなら自分も行きたい
となるかもしれませんね。
まとめ
実はまだ紹介していないレストランの回転率、座席の稼働率を高める最新技術・オペレーションがキノピオカフェに導入されています。
もし飲食店を経営していれば、レストランショーなどの展示会へ行く気分で見学するだけでも学びや楽しみがあることでしょう。
それ以外にも近年テレビで取り上げられることが多いクルーさん。満足度が高い接客。ホスピタリティはどのように行われているのか、現地で体感するのもよいでしょう。
このようにクオリティの高いビジネス構造を学べる場所になっています。
遊園地やテーマパークへ遊びに行くことにあまり興味がないという方もいるでしょう。
そのような方は、ぜひ最先端の場所を見学するという視点で訪れてみてはいかがでしょうか?
USJ専門家、USJファンとしてテレビ出演や番組制作協力、映像、写真提供を多数行っています。
株式会社ハピエル 代表取締役
テーマパークメディア ハピエル 編集長も兼務。USJ開業当初から約24年間通いUSJ情報サイトの運営を行う。公式ファンクラブUSJファン クリスタルランク認定。1年間に50回パークへ。USJ攻略法や混雑予想の情報発信をする。ディズニーランドには27年間通っている。