名品×珍品250点を一挙公開!リニューアルした大阪市立美術館の全貌とは?

大阪市立美術館 リニューアルオープン

大阪市立美術館が2年5ヶ月の改装を経て生まれ変わった!無料ゾーンの新設や、カフェ&ショップの充実でアートがぐっと身近に。特別展「What's New!」で名品&珍品250点を一挙公開。

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【大阪市立美術館】2年5ヶ月の改装期間を経てリニューアルオープン

天王寺動物園に行った時に、昔から見えてくる立派な趣のある建物。

日本で3番目の公立美術館はなんだか敷居が高く、建物に入るのに有料で、開催しているイベントをやっていない時期も多く、なかなか行く機会がなかったと思われる方も多いかもしれません。

今回2年5ヶ月をかけ大幅にリニューアルし、展示室に入る以外は無料ゾーンとし、さらに近代日本庭園である慶沢園に面したカフェやテラスも新しくでき、誰でも気軽に遊びに行けるそんな『開かれたミュージアム』に生まれ変わりました。

今回は新しく生まれ変わった【大阪市立美術館】と リニューアルオープン記念特別展
「What’s New! 大阪市立美術館 名品珍品大公開!!」をご紹介します。

#大阪市立美術館

□新しく生まれ変わった大阪市立美術館紹介

大阪市立美術館

大阪市立美術館

大阪市立美術館

大阪市立美術館

◇「What’s New! 大阪市立美術館 名品珍品大公開!!」展

「What's New! 大阪市立美術館 名品珍品大公開!!」展

「What’s New! 大阪市立美術館 名品珍品大公開!!」展

見ごころ①

昭和11年にオープンした歴史のある大阪市立美術館の所蔵品はなんと約8700件あります。

今回リニューアルし館内の全フロアを特別展会場とし、絵画や書蹟、刻、漆工、金工、陶磁など分野ごとに選りすぐりの作品約250件を一堂に公開します。

館を代表する名品たちに加え、これまであまりご紹介する機会のなかった「珍品」ともいえる作品も織り交ぜ、学芸員の主観で「名品」「珍品」のどちらかを記載したパネルとともに展示がされています。

見どころ②

展示ケース、照明を以前の物とではなく新しいものにリニューアルしていることで、より美しい状態で美術品を見ていただけるようになっています。

見どころ③

日本画体験キット

ミュージアムショップ

グッズ

ミュージアムショップ

グッズ

ミュージアムショップ

大阪市立美術館 カフェ

カフェ

大阪市立美術館カフェ

カフェ

新エントランスにミュージアムショップ、そしてカフェも併設し、展示会を見る前や見た後の時間も有意義に過ごせるようになりました。

慶沢園

慶沢園

さらに名園の慶沢園も訪れやすくなり、近寄りにくい美術館から身近な美術館として生まれ変わりました。

見どころ④

以前は展示会の入れ替え作業日が多く、イベント開催日が年間通して少なかったのですが、展示入れ替え時の休館日数を減らすことで、年間300日の会館を目指し、いつも閉まっているイメージから、いつでも何か展示会をやっていると思っていただけるような美術館に!

◇羽人(うじん)が広報大使に就任

羽人(うじん) 広報大使

羽人(うじん)

大阪市立美術館を代表する名品の一つである【情青銅鏡金銀 羽入】。

羽人とは中国の人の一種で、とがった耳の形に特徴があります。

類品が世界に3点のみという珍品でもあり、今回大阪市立美術館の広報大使に就任いたしました。

手を広げて、皆様のご来館を熱烈歓迎しているそうです。

とっても小さい作品になっていますので、是非近くに寄って見られるのをオススメします。

ここまで小さいとは思っていなかった可愛い羽人に出会えますよ♪

羽人(うじん) 履歴書

羽人(うじん) 履歴書

なんとなんと履歴書まであり、自己アピールがとても可愛らしいので、是非じっくりとご覧になってきてください。

◇高さ5mの特大展示ケース

中国書画 文人画家・謝時臣

中国書画 文人画家・謝時臣の作品

中国書画のコーナーでは、文人画家・謝時臣(しゃじしん)の名が冠せられた作品は、本紙だけで約3、5mもあります!!

今回のリニューアルによって高さ5mの特大展示ケースができ、初めて展示が可能となり見ることができるようになっています。

なんと電動で昇降するバトンに吊り下げて展示しているようです。

中国書画

中国書画

人が立つとこのくらいの大きさになり、大迫力の中国書画を見ることができます。

さらに近づいて見ると細かな表現を見ることもでき、遠くからも近くからも見て欲しい、そんな作品が数多く展示されています。

◇細かな彫刻に注目

石造 菩薩交脚龕

石造 菩薩交脚龕

石造 四面像

石造 四面像

大阪市立美術館では、日本屈指の質と量をほこる中国の仏像を所蔵しておれれ、そのなかには、北魏(386-535)を中心とする造像年が記された作例や、「白玉像」と呼ばれる白大理石を材料とした貴重な作例、雲岡石産や天龍山石窟、龍門石産といった中国を代表する石窟から将来された仏像などがあり、世界的なコレクションにもなっています。

石造 四面像

石造 四面像

是非これらには近づいて見ていただきたいのですが、前だけでなく、横や後ろにまでもデザインされた彫刻にも注目して見ていただきたいと思います。

あまりの細かさと繊細なデザインに驚かれること間違いなしです。

◇その他にも魅力が盛りだくさん

市川八百蔵

市川八百蔵

荼吉尼天曼荼羅図

荼吉尼天曼荼羅図

洛中洛外図屏風

洛中洛外図屏風

日本の浮世絵コレクションや書蹟(拓本)、仏教絵画など、第4会場まである今回のこの「What’s New! 大阪市立美術館 名品珍品大公開!!」展には見どころが数多くあります。

2025/3/30(日)までの開催となっておりますので、是非足を運んで見てはいかがでしょうか。

□施設情報・開催概要

開催期間:2025/3/1(土)〜3/30(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場:大阪市立美術館(天王寺公園内)
最寄駅:天王寺駅(JR・大阪メトロ 御堂筋線、谷町線)
休館日:月曜日
作品件数:約250件
観覧料:一般1,800円、高大生1,200円
※中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。
※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。

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