TDS人気ショー「Fantasmic!」を本気で撮りたい!カメラ設定と場所を解説!【後編】
ディズニーシー夜の水上ショーファンタズミックの撮影方法。シーン別カメラの設定値をまとめました。ストロボを使わずにキャラクターを綺麗に撮影するコツとは?
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
ディズニーシー夜の水上ショーファンタズミックの撮影方法。シーン別カメラの設定値をまとめました。ストロボを使わずにキャラクターを綺麗に撮影するコツとは?
前回に引き続き、今回は東京ディズニーシーで大人気公演中の水上ショー「Fantasmic!」の写真の設定を解説していきます!
まだ前回の記事を読んでいない方は是非前回の記事もご覧ください。
Fantasmic!で写真が撮れるタイミングは大きく分けて3つあります。ハットバージの頂上からの登場・退場(爆発みたいな花火)、キラキラパイロ(キラキラ広がる花火)、直上パイロ(最後に大量に出る花火)です。この記事では、この3つと+αでバージの上のキャラクターの撮り方を解説します。
登場・退場の撮り方
ミッキーの登場と退場を撮影するタイミングはショーの中で合計5回。そして、ミッキーのコスチュームは魔法使いの弟子に登場する赤いコートと青い帽子(弟子)か、ショーの最後に登場する白いコート(クリオネ)の2種類です。
・最初の登場(弟子)
・鏡に入るシーン(弟子)
・鏡から出るシーン(弟子)
・最後に登場するシーン(クリオネ)
・最後の退場(クリオネ)
登場・退場の設定はズバリこちら!撮影モードはMが目印のマニュアルモードです!連写モードで撮影します!
ISO感度: 2500
F値: 6.3
シャッタースピード: 1/500
ホワイトバランス: 2800K(青い場合はWBで調節)
キラキラパイロ カメラ設定
キラキラパイロは、ショーの中で1回だけ(風が強いと片側もしくは出ない)出る明るいパイロです。花火がとても明るいので、設定さえ間違えなければ一番簡単に撮れるタイミングでしょう!また、全体を写す構図でも狙えるので、焦点距離が200mmほどあれば撮ることができます!
キラキラパイロの設定はズバリこちら!こちらも同じくマニュアルモードの連写で撮影します。
ISO感度: 3200
F値: 6.3
シャッタースピード: 1/320
ホワイトバランス: 2800K
直上パイロ 撮り方
最後は直上パイロです!直上パイロは、ショーの序盤にミッキーが一回、中盤にスティッチ、最後にミッキーがたくさん打ち上げます。どれも設定は同じで撮れますが、お好みで微調整してください。焦点距離は300mmあれば十分に撮れます!
直上パイロの設定はズバリこちら!他のパイロと同様に、マニュアルモードで連写してくださいね!
ISO感度: 5000 (3200くらいでも大丈夫!)
F値: 6.3
シャッタースピード: 1/250
ホワイトバランス: 2800K
オマケ バージのキャラクター・ダンサーはどうやって撮るの!?
バージ上のキャラクターは撮るのがとっても難しいです!!全てのキャラクターを撮影するにはストロボを炊く必要がありますが、私は個人的にあまりストロボが好きではないので(1Dayパスを買ったのに隣のバズーカ持ってるオタクがパシャパシャしてたら雰囲気ぶち壊しですよね笑)ストロボを使わないで撮る方法をご紹介します。
実は、バージの上のキャラクターを撮れるスポットとタイミングがある程度あって、撮りやすいキャラクターと撮りにくいキャラクターがいるのです…
私もまだ浅学非才の身ですので、全てを把握しているわけではないですが、私が個人的に撮りやすいな~と思ったキャラクターは、クラリスとミッキー!
この写真、ストロボは使っておらず、ショーの照明だけで撮影したものです。前編でご紹介した、3.5というポジションから、バージに乗ってくるクラリスを撮影しました。設定はこちら!
ISO感度:8000
F値: 6.3
シャッタースピード:1/125
ホワイトバランス: AWB
さらに、こちらの写真はRAWモードで撮影しています。RAWモードで記録すると、データ容量が大きくなるので連写速度は遅くなりますが、後からPhotoshopなどの編集ソフトを使って写真をノイズの少ないまま明るくすることができます。
ちなみに、バージ上のダンサーをストロボなしで撮る場合の設定はこちら!
ISO感度8000
F値5(5.6だと暗い)
シャッタースピード:1/125
ホワイトバランス: AWB
ダンサーはストロボなしではかなりタイミングが限定されてきます。人それぞれ撮りやすいポイントがあると思いますが、ミキ広右側のバケパ裏から撮ったり、3.5の少し右から撮ったりすることが多いです。こちらも、RAWモードで撮影しましょう!
ファンタズミック 撮影方法のまとめ
いかがでしたか?私が使っていた設定ですが、少しでも参考にしていただければ幸いです。
最後になりますが、私の写真撮影に関するポリシーを書いておきます。
先ほど少しだけ書きましたが、ショーは撮影だけのために公演されているわけではないということを十分にわきまえた上で撮影するということです。
基準は難しいですが、ストロボが鬱陶しいと思う人もいれば、そもそも一眼レフが威圧的で嫌だと思う方もいらっしゃると思います。
深くは触れませんが、ある程度の常識をわきまえて撮影することこそが、いい写真にもつながるのだと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました!もし少しでも参考になれば、SNSでこの記事をシェアしていただけるとありがたいです!それではまた!
TDRの年パスを買って毎週ディズニーに通っていた、けいです!
写真・マーケティングを中心にいろいろな記事を書いていきます!
好きなショーはFantasmic!とOne Man’s Dreamです!
この記事を監修した人
株式会社ハピエル 代表取締役
USJ専門家、USJファンとしてテレビ出演や番組制作協力、映像、写真提供を行う
USJ開業当初から約24年間通う。公式ファンクラブUSJファン クリスタルランク認定。USJ攻略法や混雑予想の情報発信を行う